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2007.7.25(水)更新  美・博ピックアップ
美・博ピックアップ
優美を極めた画家たち


国立西洋美術館
「パルマ イタリア美術、もう一つの都」
 生ハムやパルメザンチーズで有名な北イタリアの都市、パルマ。ミラノやフィレンツェに挟まれたこの街で、かつてイタリア美術史に大きな影響を与えた「パルマ派」が花開いたことはあまり知られていない。16世紀から17世紀の絵画や素描約100点を通し、「優美」「情緒」「自然」と「技巧」を特徴とするパルマ派の足跡をたどる。(8月26日まで)

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 バルトロメオ・スケドーニ「キリストの墓の前のマリアたち」(1613年ごろ、パルマ国立美術館蔵)。キリスト復活への驚きと動揺を強烈な色彩で表現した。

■パルミジャニーノ「ルクレティア」(1538〜40年ごろ)、ナポリ、カーポディモンテ国立美術館蔵

 パルマ派の創始者コレッジョは、18世紀にはラファエッロやティツィアーノと並ぶ巨匠と評された。しかし、生涯に不明な点が多く、名声は歴史の陰に埋もれてゆく。パルミジャニーノ(1503〜40)は、その優美さを受け継ぎつつ、豊かな想像力を加えて独自の世界を築いた。

 ローマ王の息子に辱めを受け、父と夫に真実を話し自害するルクレティア。紅潮したほおや優雅に編まれた髪を詳細に描いている。古代ローマの伝承に題材をとり、首や腕を長くデフォルメした表現が特徴的だ。



(2007年7月25日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

 

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