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2007.4.25(水)更新  アートな仕事人

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運営ディレクター
 
会場の管理に気配り
森永大介さん
 日課の一つが閉館後の水やり。「特別展 花」は国立科学博物館で開催中(6月17日(日)まで)
 東京・上野の国立科学博物館で開催中の「特別展 花」。展示会場の保安管理をするスタッフを取りまとめるのは、催事の警備や運営事業を主催者や代理店などから請け負う会社のディレクター、米盛智博さん(27)。20人前後いるスタッフのリーダーとして会場に気を配る毎日だ。

 一日平均2500人の来場者の動きを読み、誘導することが一番重要な仕事だ。ほかにも会場設営、入場券のもぎりや一日の売り上げの集計、苦情などの対応もこなしていく。加えて統括する立場でもある米盛さんは、お客とスタッフ両方の動向を絶えずチェックしている。

 04年の「浜名湖花博」に運営アルバイトとして参加したのが最初だった。終日立ちっぱなし、閉館すれば終礼や掃除などの雑務もある。それでも「お客さんが笑顔で帰っていく様子をみて、楽しい仕事だなと感じた」。現在は社員としてアルバイトの指導にもあたる。

 今回はさらに会場の主役でもある花の管理も担う。あらかじめ人員配置や花の基礎知識を盛り込んだ分厚いマニュアルを作成した。常時20種類以上ある生花は、種類によって水やりの仕方も異なり、会場外のビニールハウスに行って出番待ちの花の世話をすることも。希少な「ヒマラヤの青いケシ」は開いた花がしおれてしまわないよう照明などにも気をつかう。生け花やアレンジメントを担当する外部の関係者とのやり取りも欠かせない。

 「常に現場に立っていられれば幸せです」。来場者に気持ちよく展示を楽しんでもらうため、自分自身も笑顔を忘れないように心がけている。

(2007年4月25日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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