懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2007.5.2(水)更新  アートな仕事人

アートな仕事人 バックナンバーへ   アートのトップページへ  

展示解説
 
科学と人の橋渡し
池城かおりさん
ロボットや情報科学について展示している3階が、池城さんの担当だ
 東京都江東区にある日本科学未来館で展示解説するのは、サイエンスのおもしろさをわかりやすく伝える「科学コミュニケーター」だ。展示スペースは約8千平方メートルと広いものの、スタッフは各展示のそばに必ずいるので、すぐにつかまえて質問することができる。その1人、5年目になる池城かおりさん(27)は、館内で行う講座の考案や実施、イベントの企画立案なども幅広くこなす。

 幼いころから科学が好きで、大学では生物学を学んでいた池城さんだが、天文学もコンピューターも好きで、進む分野を一つに絞れなかったという。そこで、最先端の科学に触れながら多くの人に情報を与える手助けができるこの仕事を選んだ。

 年間78万人にのぼる来館者の年齢層は幅広い。毎日たくさんの人と接するうちに、それぞれに合わせたベストな内容、説明の仕方を判断できるようになってきたという。研究者と熱く語り合うこともあるし、ロボットが好きな子どもには易しく解説する。科学が苦手なのに連れられて来た女性なら、「なぜ?どうして?」という単語を引き出すよう会話を運ぶ。話題のニュースを取り上げることもある。とにかく「科学」の堅いイメージを一掃したいという。「楽しい!とか、分かった!とか、人の心が動くキラリと光る瞬間があるんです。自分が接した相手にその一瞬を見られることが、いちばんの喜びですね」

 コミュニケーション能力はもちろん、科学に関する勉強も大切だ。80誌ほどある専門誌に目を通し、スタッフ同士で専門分野の知識を分かち合うなど、日々進化する科学の世界を追うための努力を続けている。

(2007年5月2日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ |  会社案内 |  朝日マリオン・コムとは |  姉妹メディア |  会員規約 |  個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2007 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行