美術館を楽しむ   10月14日発売    No.2
  大原美術館
  岡山県立美術館/林原美術館
 
 全50冊・毎週木曜日発売 (発売日が異なる地域があります。)
 定価560円(税込)。 A4判変型。 オールカラー。
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大原美術館

1930年(昭和5)、日本初の本格的な西洋美術館として白壁の街・倉敷に開館。洋画家・児島虎次郎が渡欧して収集したコレクションを展示するため、倉敷紡績(現クラボウ)の社長だった大原孫三郎が私財を投じてつくった。本館の設計は、倉敷中央病院や大原家の別邸・有隣荘などを手がけた建築家・薬師寺主計によるもので、西洋の様式を取り入れながら、古い町並みにも調和した風格ある建物となっている。
孫三郎の後を継いだ長男・總一郎は、西洋の現代美術、近代日本絵画や工芸作品にまでコレクションの幅を広げ、分館、工芸・東洋館などを増築。現在では収蔵作品数は約3000点を数える。「社会のために優れた美術作品を広く公開する」という大原孫三郎の精神を受け継ぎ、伝統に安住することなく、美術館講座や幼児対象の鑑賞プログラム、ギャラリーコンサートなど新しい試みにも積極的に取り組んでいる

岡山県立美術館

雪舟、宮本武蔵、浦上玉堂から、坂田一男、平櫛田中まで、岡山県ゆかりの芸術家の作品を数多く収集・展示している。中でもアメリカで活躍した画家・国吉康雄のコレクションは質・量ともに群を抜く。展示だけでなく、一般向けの講座やワークショップにも力を注いでおり、地域に密着した美術館として岡山の人々に親しまれている。

林原美術館

東洋古美術の熱心な収集家だった実業家、故・林原一郎のコレクションをもとに、一九六四年(昭和三十九)に開館。収蔵品は刀剣、武具、絵画、能装束など広範囲にわたる。常設の展示は行わず、年に一、二回の特別展と五、六回の企画展で、テーマごとに展示している。岡山城旧二の丸跡地に位置し、白壁の長屋門が印象的。

■目次

◆大原美術館「この一点」 エル・グレコ「受胎告知」 作品解説…大高保二郎

◆大原美術館 名品ギャラリー
大原美術館外観
モネ/ピサロ/ゴーギャン
ピカソ/ルノワール/キリコ/モディリアーニ
ジャスパー・ジョーンズ/ポロック
関根正二/安井曾太郎/中村 彝/棟方志功/小出楢重
リーチ/富本憲吉/浜田庄司/河井寛次郎

◆コラム 大原孫三郎と児島虎次郎が目指した人の息吹が通う美術館
◆ちょっとひと息《名品のはてな??/ミュージアム・ショップ/カフェ》
◆美術館探検「大原美術館」

■連載■マエストロの風景(2)
エル・グレコ 樺山紘一
エル・グレコのあゆみ
エル・グレコ交遊録

■連載■ミュージアム漫遊記(2)
熊谷守一「陽の死んだ日」 山下裕二

 

 

岡山県立美術館外観
林原美術館外観
◆岡山県立美術館 名品ギャラリー
玉澗/雪舟/宮本武蔵/浦上玉堂
松岡 寿/金重陶陽/国吉康雄

◆コラム 岡山県と宮本武蔵

◆林原美術館 名品ギャラリー
アジア航海図/平家物語絵巻/洛中洛外図屏風
紺糸威胴丸 兜・大袖付/太刀 銘 吉房/能装束 芦水禽文縫箔/
綾杉地獅子牡丹蒔絵婚礼調度/色絵宝尽文大皿 鍋島焼

◆美術館を出たら[倉敷美観地区]/岡山県の美術館 ここにも行きたい!

■連載■美に親しむ(2)
八代亜紀さん

■全50冊 刊行リスト
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