1月6日発売
No.13東京藝術大学大学美術館 台東区立朝倉彫塑館/黒田記念館/ 横山大観記念館
|
||||||||
| ★全刊行美術館リスト ★年間購読申し込み | ||||||||
東京藝術大学大学美術館東京藝術大学の芸術資料の収集は、1887年(明治20)の東京美術学校(東京藝術大学美術学部の前身)設置に先立つ時期までさかのぼる。開校は2年後。以来120年、年々増え続ける収蔵品の保管スペースの確保と、藝術大学ならではの研究や企画展などの活動をより広げるために、1999年(平成11)、現在の大学美術館が開館した。 2万8000点を超えるコレクションは、研究のための芸術資料から教授や卒業生たちの作品まで、絵画、彫刻、工芸、デザイン、音楽資料などと幅広い。見どころは、大学の歴史とともに生まれた明治以降の日本美術。芸術家たちが青春時代を過ごした場所で、彼らの作品を鑑賞する楽しみも味わいたい。 台東区立朝倉彫塑館 下町の風情が色濃い谷中の一角に、人目を引く真っ黒な建物がある。彫刻家・朝倉文夫の自宅兼アトリエだったこの建物は、1986年(昭和61)に台東区立朝倉彫塑館として開館し、朝倉の作品を常時約50点展示している。朝倉自身が設計した和洋折衷の内装や、湧き水を満々と張った日本庭園が鑑賞できるのも魅力の一つ。散策途中に、ここでゆったりと美術鑑賞する人も多いという。 黒田記念館 東京藝術大学の近くにある黒田記念館は、建物の一部をツタに覆われたレンガ造りの洋館。画家、教育者、美術行政家として近代日本洋画史に名を残した黒田清輝の遺産をもとに1928年(昭和3)に建てられた。週2日の公開だが、黒田の画業を代表作でたどることができる。建物は、創建当初の姿に復元されており、昭和初期の美術館建築が楽しめる。 横山大観記念館 明治、大正、昭和を通して活躍した日本画家、横山大観。横山大観記念館は、上野・不忍池のほとりに構えた大観の住まいをそのまま生かし、1976年(昭和51)に開館した。床の間に掛けられた作品や数々の遺品、さらに庭園を備えた京風数寄屋造りの日本家屋からは、大観の創作の日々がしのばれる。
■目次 ◆東京藝術大学大学美術館「この一点」 高橋由一「鮭」 作品解説…新関公子
◆高橋由一鑑賞マップ
日本画《創立時の東京美術学校》[狩野芳崖/絵因果経/横山大観/橋本雅邦] 日本画《昭和の作品》[高山辰雄/小倉遊亀/上村松園] 工芸[土屋安親/松田権六/内藤春治/加藤友太郎] 西洋画科の幕開け[原田直次郎/黒田清輝/原 撫松/山本芳翠/藤島武二/和田英作] 西洋画卒業制作の「自画像」[青木 繁/萬 鐵五郎/佐伯祐三ほか] 彫刻[竹内久一/ラグーザ/橋本平八/平櫛田中] デザイン科の卒業制作[有元利夫/河野鷹思]
◆コラム 東京美術学校初期の日本画教育/西洋画卒業制作の「自画像」/平櫛田中コレクション
■連載■マエストロの風景(13)
■連載■ミュージアム漫遊記(13)
墓守/狼/時の流れ/九代目市川團十郎像/吊された猫 ◆ミュージアム つくる・遊ぶ・楽しむ[朝倉文夫邸・アトリエ探訪] ◆コラム 朝倉文夫のあゆみ/朝倉と猫/屋上庭園
◆黒田記念館 名品ギャラリー
◆横山大観記念館 名品ギャラリー ◆美術館を出たら[谷中・池之端てくてく歩き] ■連載■美に親しむ(13)福原義春さん
| ||||||||
| ||||||||
| ■全50冊 刊行リスト | ||||||||
| 美術館ページのトップ/ 朝日マリオン・コムのトップ | ||||||||