美術館を楽しむ   2月10日発売    No.18
  岩手県立美術館
  棟方志功記念館/岩手県立博物館/
  深沢紅子野の花美術館/御所湖 川村美術館

 
 全50冊・毎週木曜日発売 (発売日が異なる地域があります。)
 定価560円(税込)。 A4判変型。 オールカラー。
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岩手県立美術館

雫石川が北上川と合流するハクチョウ飛来地の近くに、2001年(平成13)オープンした。JR盛岡駅にも近く、いまも開発の進む文化ゾーンである中央公園内に立地している。それまで岩手県立博物館が収蔵していた近代以降の美術品を引き継ぐとともに、萬鐵五郎や松本竣介、舟越保武といった県ゆかりの作家たちの作品3500余点を収蔵。県内だけでなく、仙台を始め秋田、青森など近県からの来館者も多い。

棟方志功記念館

板画家・棟方志功は、倭画(日本画)や油絵、書などの分野でも才能を発揮した。故郷・青森に1975年(昭和50)、校倉造りを模して造られた記念館は、「作品を一点一点じっくりと見てほしい」という棟方の希望で、展示室は、板画が見やすい広さに造られている。池泉回遊式の日本庭園との調和のとれた美術館である。

岩手県立博物館

県制百年を記念して1980年(昭和55)にオープン。近・現代の美術品が新設の岩手県立美術館に移ってからは、総合博物館として、考古・歴史・民俗資料などを展示している。

深沢紅子野の花美術館

涼やか、かつ甘美な叙情的画風で知られる女流画家・深沢紅子――。紅子の絵のように、白く清楚な美術館は、彼女が子どもの頃に遊んだ中津川沿いに建ち、野の花の水彩画や女性を描いた油彩画が数多く展示されている。

御所湖 川村美術館

四季折々の水鳥たちが、静かに羽を休める御所湖――。その湖畔の森の中にたたずむ御所湖 川村美術館には、国内では珍しい東欧諸国の画家たちの作品が展示されている。

■目次

◆岩手県立美術館「この一点」 萬 鐵五郎「赤い目の自画像」 作品解説…佐々木一成

 
岩手県立美術館内部
◆岩手県立美術館 名品ギャラリー
萬鐵五郎コレクション[風景・丁字路/照りつつ降る日/女の顔(ボアの女)/男/水着姿]
◆萬鐵五郎鑑賞マップ
松本竣介の世界[序説/黒い花/Y市の橋]
郷土の芸術家たち[五味清吉/白石隆一/熊谷登久平/堀江尚志/高橋萬治(3代)/内藤春治/照井 榮/鈴木盛久(13代)]
彫刻家・舟越保武[聖セシリア/原の城/聖クララ/聖ベロニカ/LOLA/萩原朔太郎像]

◆コラム 舟越保武「晩年、左手だけで創作」
◆ちょっとひと息《名品のはてな??/ミュージアム・ショップ/レストラン》
◆美術館探検「岩手県立美術館」

■連載■マエストロの風景(18)
萬 鐵五郎 樺山紘一
◆萬鐵五郎のあゆみ
◆萬鐵五郎交遊録

■連載■ミュージアム漫遊記(18)
萬 鐵五郎「地震の印象」 山下裕二


◆棟方志功記念館 名品ギャラリー
彫る 板画の世界[大和し美し/湧然する女者達々/釈迦十大弟子]
極彩色のこころの美[門世の柵/雑園習作/あおもりはの柵/双妃の図/青森ねぶた図]
◆コラム 板画とは/題にある「柵」とは/棟方志功のあゆみ

◆岩手県立博物館 名品ギャラリー
岩手の歴史と民俗を展示[燕尾形兜/雲龍図鉄瓶/銀本小札紫糸威二枚胴具足/遮光器土偶/太刀 銘 助真/刀 銘 奥州舞草友長/金沢御山大盛之図/大型土偶頭部]

◆深沢紅子野の花美術館 名品ギャラリー
花のように可憐に[緑陰/矢がすり/野の花/ふしぐろせんのう・水引/花/花かんざし]
◆コラム 画家・深沢紅子 女性で初めて二科展に入選

◆御所湖 川村美術館 名品ギャラリー
ロシア・東欧の名画[フォグト/シュミアキン/ルセフ/イゴシェフ/スタシス]

◆美術館を出たら[みちのく盛岡散策]/岩手県・青森県の美術館 ここにも行きたい!

■連載■美に親しむ(18) 藤原喜明さん

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