美術館を楽しむ   2月17日発売    No.19
  長野県信濃美術館・東山魁夷館
  北斎館/マリー・ローランサン美術館/
  水野美術館

 
 全50冊・毎週木曜日発売 (発売日が異なる地域があります。)
 定価560円(税込)。 A4判変型。 オールカラー。
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長野県信濃美術館・東山魁夷館

長野県信濃美術館は、1966年(昭和41)、善光寺に隣接する城山公園内に開館した県立美術館。コレクションは、菱田春草や池田満寿夫ら、信州ゆかりの作家による作品と、信州の風景を描いた絵画が中心だ。これらの収蔵作品は、「秀作展」で毎年公開され、作品を通して郷土の芸術と自然が楽しめる。企画展では、絵画や彫刻に限らず、ファッションや工芸など「生活のなかの美術」を探る展示も手がけている。 東山魁夷館は、日本画家・東山魁夷本人から一括寄贈された作品を基に、1990年(平成2)に併設された。年6回の展示では、毎回テーマを設定して様々な角度から魁夷の作品を紹介。ゆったりとした空間いっぱいに、魁夷の絵画世界がひろがっている。

北斎館

千曲川のほとり、栗の名産地として知られる小布施は、葛飾北斎が晩年、長く滞在した地でもある。1976年(昭和51)、このゆかりの地に開館した北斎館は、肉筆画約70点、版画約100点、版本約500冊などを収蔵。なかでも、青年時代から老年時代までの肉筆画が見渡せることが魅力だ。

マリー・ローランサン美術館

柔らかな色調で女性たちを優美に描いた画家、マリー・ローランサン。彼女の世界で唯一の専門美術館、マリー・ローランサン美術館は、生誕100年にあたる1983年(昭和58)、実業家・高野将弘のコレクションを基に、蓼科高原に開館した。初期から晩年までの油彩、デッサン、挿絵本など、500点以上の作品に加え、書簡類や写真も豊富に収蔵している。彼女の芸術と人生にゆったりと浸れる空間だ。

水野美術館

水野美術館は、実業家・水野正幸の個人コレクションをもとに2002年(平成14)に開館した新しい美術館。菱田春草、横山大観ら、岡倉天心とともに日本美術院創立にかかわった画家たちを中心に、近現代の日本画約400点を収蔵している。建物に面した日本庭園も見どころの一つだ。

■目次

◆長野県信濃美術館・東山魁夷館「この一点」 東山魁夷「白馬の森」 作品解説…辻 惟雄

 
長野県信濃美術館・東山魁夷館
◆長野県信濃美術館・東山魁夷館 名品ギャラリー
東山魁夷 四季を描く[花明り/緑響く/行く秋/霧氷の譜]
東山魁夷 心の旅[窓/自画像/静映/黄山雨過/夕星]
郷土作家と信州の風景[菱田春草/安井曾太郎/菊池契月/
河野通勢/池田満寿夫/松井康成]
◆東山魁夷鑑賞マップ
◆コラム 東山魁夷と長野県
◆ちょっとひと息《名品のはてな??/ミュージアム・ショップ/カフェ》
◆美術館探検「長野県信濃美術館・東山魁夷館」

■連載■マエストロの風景(19)
東山魁夷 樺山紘一
◆東山魁夷のあゆみ
◆東山魁夷交遊録

■連載■ミュージアム漫遊記(19)
葛飾北斎「菊図」 山下裕二

 

北斎館 外観
◆北斎館 名品ギャラリー
塩鮭と鼠/扇面 桔梗/白拍子/富士越龍
上町祭屋台天井絵
「男浪」「女浪」図/東町祭屋台天井絵「龍」「鳳凰」図/皇孫勝と応龍
◆コラム 北斎と小布施/小布施の祭屋台
◆葛飾北斎のあゆみ

◆マリー・ローランサン美術館 名品ギャラリー
接吻/家具付の貸家/ディアナ/三人の若い女
◆ローランサンのあゆみ

◆水野美術館 名品ギャラリー
横山大観/菱田春草
橋本雅邦/川合玉堂/下村観山/上村松園
◆コラム  “理数系画家”菱田春草/一鑑賞者の視点から作られた美術館

◆美術館を出たら ここにも行きたい![長野県の美術館]

■連載■美に親しむ(19) 早乙女 貢さん

■全50冊 刊行リスト
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