美術館を楽しむ   2月24日発売    No.20
  大和文華館
  中野美術館/松伯美術館
 
 全50冊・毎週木曜日発売 (発売日が異なる地域があります。)
 定価560円(税込)。 A4判変型。 オールカラー。
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大和文華館

大和文華館の歴史は終戦直後の1946年(昭和21)に始まる。この年、近畿日本鉄道(近鉄)社長の種田虎雄は美術館建設を計画し、母体となる財団法人大和文華館を設立した。初代館長矢代幸雄は、国宝、重文を含む名品を収集し、それらを展示するため、60年(昭和35)、現在の大和文華館が奈良、蛙股池のほとりに開館した。
本館の設計は吉田五十八によるもので、土蔵を思わせるなまこ壁や、中庭のある数寄屋風の展示室が印象的。四季おりおりの花が咲き乱れる自然園「文華苑」に囲まれ、東洋美術の名品を理想的な環境で鑑賞できる美術館として、多くの人に愛されている。

中野美術館

林業家・中野皖司が収集した美術品をもとに、1984年(昭和59)に開館。村上華岳、入江波光らの日本画、浅井忠、須田国太郎らの洋画など、明治・大正・昭和の代表的な画家たちの作品を集めている。池のほとりに位置し、館内には吉野杉がふんだんに用いられるなど、落ち着いた雰囲気の中で名画を観ることができる。

松伯美術館

上村松篁・淳之両氏から作品の寄贈を受け、1994年(平成6)に開館。松園・松篁・淳之の上村家三代の作品を鑑賞できる美術館として、多くのファンを集めている。閑静な住宅街に位置し、敷地内の庭には松や桜、桃などが植えられ、四季おりおりの風情が楽しめる。

■目次

◆大和文華館「この一点」 「松浦屏風(婦女遊楽図屏風)」 作品解説…林 進

大和文華館外観
◆大和文華館 名品ギャラリー
寝覚物語絵巻/笠置曼荼羅図
一字蓮台法華経/伊勢集断簡/小大君像/文清/雪村
伝俵屋宗達/尾形光琳/伝毛益/李迪
埴輪 鷹狩男子像/野々村仁清/尾形乾山/伝本阿弥光悦/白磁 蟠竜博山炉/
青磁 九竜浄瓶/蒔絵 籬菊文机

◆コラム ゼロから築かれた名品群
◆ちょっとひと息《名品のはてな??/ミュージアム・ショップ/文華苑》
◆美術館探検「大和文華館」

◆中野美術館 名品ギャラリー
浅井 忠/入江波光/小出楢重
須田国太郎/国吉康雄/松本竣介
村上華岳
◆コラム 国画創作協会の画家たち
◆村上華岳鑑賞マップ




■連載■マエストロの風景(20)村上華岳 樺山紘一
◆村上華岳のあゆみ
◆村上華岳交遊録

■連載■ミュージアム漫遊記(20)
可翁「竹雀図」 山下裕二

◆松伯美術館 名品ギャラリー
上村松園[鼓の音/娘]
上村松篁[樹蔭/丹頂/芥子/水温む]
上村淳之[月に/夕日に]
◆コラム 上村家3代のあゆみ/松伯美術館の四季

◆美術館を出たら[平城宮跡・西の京]

■連載■美に親しむ(20)藤本義一さん

■全50冊 刊行リスト
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