3月24日発売
No.24三重県立美術館 徳川美術館/メナード美術館/ 愛知県陶磁資料館
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三重県立美術館津駅から閑静な住宅街へと続くケヤキ並木のゆるやかな坂の中ほどに、三重県立美術館はある。1982年(昭和57)の開館以来、明治期から現代に至る日本の洋画をはじめ、曾我蕭白ら三重県ゆかりの作家たちの作品、さらにスペインを中心とする西洋美術など、5000点を超える作品を収めてきた。2003年(平成15)には彫刻家・柳原義達からの作品寄贈を受け、館内に「柳原義達記念館」も新設。幅広い中にも個性的な作品が目立つコレクションとなっている。また、子ども向けの休憩室や案内パンフレットなど、子どもたちに向けたサービスも用意され、すべての世代になじみやすい美術館として愛されている。 徳川美術館 徳川御三家の筆頭、尾張徳川家に伝わる「大名道具」一万数千件を収める徳川美術館。1935年(昭和10)の開館以来、国宝、重文を多数含む収蔵品の展示や、館内に部分復元した「名古屋城二の丸御殿」などを通して、大名の生活、文化を伝えている。美術館の周辺には、尾張徳川家伝来の書物を収めた「蓬左文庫」や、池泉回遊式大名庭園「徳川園」もあり、近世の武家文化をさまざまな角度から体感できる。 メナード美術館 メナード美術館は、日本メナード化粧品株式会社の創業者・野々川大介夫妻が中心となって収集した美術作品を基に、1987年(昭和62)に開館した。収蔵作品は、印象派以降の西洋美術や日本画、日本洋画など、1300点を超える。また、高い天井、中庭の緑を見渡せる展示室など、ゆとりのある空間も魅力の一つだ。 愛知県陶磁資料館 愛知県陶磁資料館は、1978年(昭和53)の開館以来、さまざまなアプローチで日本の陶磁を紹介してきた。広大な敷地には、日本をはじめ世界の陶磁器を鑑賞できる本館、作陶や絵付けにチャレンジできる陶芸館、瀬戸などの陶芸作家の器でお茶を楽しめる茶室など、陶磁にまつわるあらゆる施設が整う。なかでも、「陶磁器辞典を実物で見せる」をモットーとした常設展示室では、技法や産地などについての丁寧な解説とともに、日本陶磁史が一望できる。
■目次
◆三重県立美術館「この一点」 佐伯祐三「サンタンヌ教会」作品解説…熊田 司
西洋絵画 スペインを中心に[ピカソ/ムリーリョ/ゴヤ/ミロ/シャガール/ルノワール] 日本洋画の名品[岩橋教章/藤島武二/前田寛治/小出楢重/金山康喜] 伊勢ゆかりの近世画家たち[青木夙夜/増山雪斎/曾我蕭白/月僊] 三重県出身の近代作家たち[伊藤小坡/宇田荻邨/橋本平八]
◆コラム 伊勢地方と近世絵画
■連載■マエストロの風景(24)佐伯祐三 樺山紘一
■連載■ミュージアム漫遊記(24)
◆メナード美術館 名品ギャラリー
愛知県陶磁資料館 名品ギャラリー ◆美術館を出たら ここにも行きたい![愛知・三重県の美術館] ■連載■美に親しむ(24) 加藤登紀子さん
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