美術館を楽しむ   6月2日発売    No.34
  佐賀県立九州陶磁文化館
  長崎県美術館/佐賀県立博物館・美術館
 
 全50冊・毎週木曜日発売 (発売日が異なる地域があります。)
 定価560円(税込)。 A4判変型。 オールカラー。
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佐賀県立九州陶磁文化館

有田焼(ありたやき)で知られる有田町に、1980年(昭和55)に開館。佐賀県立九州陶磁文化館は、肥前(ひぜん)(佐賀・長崎県)の陶磁器をはじめ、九州各地や世界各国の焼き物を収蔵する陶磁器の専門館だ。柿右衛門(かきえもん)様式など古陶磁のコレクションも充実し、陶磁器の歴史や変遷が学べる施設でもある。

長崎県美術館

2005年(平成17)4月に開館。隈研吾(くまけんご)と日本設計のチームによる建物は、海に臨む公園の一角にあり、周囲の自然に溶け込んでいる。収蔵品の特色のひとつは、スペイン美術の東洋最大級コレクション。須磨(すま)コレクションを母体とし、中世から現代までのスペイン美術の流れが概観できる。

佐賀県立博物館・美術館

1970年(昭和45)、旧佐嘉城(さがじょう)三の丸跡に佐賀県立博物館が設立された。その13年後、近代美術工芸部門が独立し、隣接地に佐賀県立美術館が開館した。以来、両館は一体的に運営され、地元の人々をはじめ観光客にも人気を誇っている。


■目次

◆佐賀県立九州陶磁文化館「この一点」 酒井田柿右衛門「色絵花鳥文六角壺」 作品解説…大橋康二

佐賀県立九州陶磁文化館外観
◆佐賀県立九州陶磁文化館 名品ギャラリー
肥前の古陶磁[鉄絵鳥文向付(絵唐津)/鉄絵緑彩型紙摺唐花文大皿(二彩手)/染付山水文輪花大皿/象嵌双鶴文瓶(三島手)/色絵桜樹群馬文八角壺・八角広口瓶/色絵龍鳳凰文輪花皿/色絵狛犬/色絵牡丹唐草文蓋付鉢/染付鷺文三足付皿/色絵桜樹文皿/染付青磁桃文皿]
柿右衛門様式の傑作[色絵瓢箪鯰童子置物/色絵龍虎文輪花皿]
九州各地の陶磁器[鉄釉瑠璃釉菊蝶簪形熨斗押/刷毛地雪持笹文輪花皿/藁灰釉小壺/色絵金彩鳳凰文大瓶/灰釉藁灰釉流掛猪口付輪花皿/褐釉御殿形蔵骨器(厨子甕)]
世界の焼き物[染付松竹梅文扇形小皿/色絵葡萄栗鼠文輪花皿/象嵌花文碗]

◆コラム 年代解明のきっかけとなった陶片/14代続く名門・酒井田家/なぜ九州で陶磁器生産が盛んなのか?
◆柿右衛門鑑賞マップ
◆ちょっとひと息《名品のはてな??/カフェ/ミュージアム・ショップ》
◆美術館探検「佐賀県立九州陶磁文化館」

■連載■マエストロの風景(34)酒井田柿右衛門 樺山紘一
◆酒井田柿右衛門のあゆみ
◆酒井田柿右衛門交遊録

■連載■ミュージアム漫遊記(34)
副島種臣「耕田歌」 山下裕二

◆長崎県美術館 名品ギャラリー
スペインの近現代美術[ソラーナ/ミロ/ピカソ/ダリ/タピエス]
17世紀以前のスペイン美術[聖ユダ/洗礼者聖ヨハネ/聖ステパノ/クルス/コエーリョ]
長崎ゆかりの作品[横手貞美/彭城貞徳/北村西望/富永直樹/山本森之助]
◆コラム 須磨コレクションとは/ゴヤの4大版画集を初版本で所蔵

◆佐賀県立博物館・美術館 名品ギャラリー
佐賀ゆかりの美術と工芸[青木繁/百武兼行/久米桂一郎/古賀忠雄/岡田三郎助/金祐文ら/菩薩像/狩野山雪/副島種臣/中林梧竹/忠吉(初代)/さらさ屋兵右衛門]
◆コラム 切手になった岡田三郎助の絵画

◆美術館を出たら[ここにも行きたい! 佐賀・長崎県のミュージアム]

■連載■美に親しむ(34)山形由美さん

■全50冊 刊行リスト
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