6月30日発売
No.38根津美術館 大倉集古館/泉屋博古館分館/サントリー美術館
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根津美術館東武グループの経営者であり、古美術の収集家としても知られた初代根津嘉一郎(ねづかいちろう)(1860〜1940)のコレクションをもとに、1941年(昭和16)に開館。現在では、尾形光琳(おがたこうりん)の「燕子花図(かきつばたず)」をはじめとする国宝7点、重文86点を含む7000点以上の収蔵品を誇る。東洋古美術の宝庫の名にふさわしい、日本を代表する私立美術館のひとつである。 大倉集古館 大倉財閥の創始者として、近代日本の産業育成に貢献した大倉喜八郎(おおくらきはちろう)(1837〜1928)が、貴重な文化財の海外流失を防ぐために、1917年(大正6)に創設した日本最古の私立美術館。国宝3点、重要文化財12点をはじめとする美術品約2000点、漢籍(かんせき)3万5000冊を収蔵しており、東洋美術の殿堂として名高い。 泉屋博古館分館 住友家の旧蔵品を収蔵する泉屋博古館(せんおくはくこかん)(京都、本誌35号で紹介)の分館として、2002年(平成14)、東京・六本木に開館した。分館には、住友コレクションのうち、茶道具、工芸品、近代日本画・洋画などが収蔵されている。収蔵品をテーマごとに展示するほか、さまざまな特別展も開催している。泉ガーデン内の緑豊かな一角に位置し、落ち着いた雰囲気で名品を堪能できる美術館である。 サントリー美術館 「生活の中の美」を基本テーマに、1961年(昭和36)、東京・丸の内のパレスビルに開館。75年には赤坂見附(あかさかみつけ)のサントリービルに移転。開館以来、ユニークな企画展を開催するとともに、日本美術を中心とするコレクションの充実に努め、現在では国宝・重文を含めて約3000点の収蔵品を誇る。2004年(平成16)末をもって一時休館に入り、07年春に六本木の旧防衛庁跡地に建設される新館に移転し、新しい美術館に生まれ変わる。
■目次 ◆根津美術館「この一点」 牧谿「漁村夕照図」 作品解説…島尾新
尾形光琳/円山応挙/鈴木其一 仏教美術の至宝[那智滝図/大日如来像/無量義経・観普賢経] 中国美術の精華[伝李安忠/因陀羅/饕餮怪獣文方形盃] 茶道具と工芸品[花白河蒔絵硯箱/春日山蒔絵硯箱/松屋肩衝茶入/野々村仁清/青井戸茶碗 銘 柴田/雨漏堅手茶碗]
◆牧谿鑑賞マップ
■連載■マエストロの風景(38)牧谿 樺山紘一
■連載■ミュージアム漫遊記(38)
扇面流図/歌川広重/狩野探幽/随身庭騎絵巻 普賢菩薩騎象像/空也上人絵伝/古今和歌集序/石清水八幡曼荼羅図/松竹梅蒔絵十種香箱/能装束 白地青海波に八重梅模様縫箔/太刀 銘 了戒 横山大観/竹内栖鳳/大唐三蔵取経詩話/前田青邨/青磁染付宝尽文大皿
◆泉屋博古館分館 名品ギャラリー
◆サントリー美術館 名品ギャラリー ◆美術館を出たら[六本木 美術館散歩] ■連載■美に親しむ(38)杉 良太郎さん
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