7月14日発売
No.40イサム・ノグチ庭園美術館 愛媛県美術館/金刀比羅宮 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 地中美術館/ベネッセアートサイト直島
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イサム・ノグチ庭園美術館石の彫刻をはじめ、家具や照明器具などのインテリア・デザイン、それに街頭モニュメントや庭、公園などの環境設計……。イサム・ノグチは、実に幅広い表現を繰り広げた。1969年(昭和44)からは、庵治石の産地である香川県の牟礼(むれ)にアトリエと住居を定め、制作活動に取り組んだ。そして没後の99年(平成11)、この地にイサム・ノグチ庭園美術館が開館。みずから選んで移築した展示蔵や住居、デザインした彫刻庭園などが一体となって、全体でひとつの「環境作品」と呼べるユニークな美術館となっている。 愛媛県美術館 開館は1998年(平成10)。展示室以外の図書コーナーやアトリエなどはオープンスペースとなっており、展望ロビーからは松山城も眺められる。開放的な美術館だけに、市民はもちろん、観光客にも親しまれている。 金刀比羅宮 「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている金刀比羅宮(ことひらぐう)は、美術品の宝庫でもある。膨大な絵画や彫刻、書などの文化財を収蔵し、そのうち重文は24点にものぼるほど。金刀比羅宮のコレクションから、選りすぐりの作品を紹介する。 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 少年時代を丸亀(まるがめ)ですごし、やがて国際的に活躍したモダニズムの画家、猪熊弦一郎。その作品約2万点を収蔵する美術館は、谷口吉生(たにぐちよしお)の設計により1991年(平成3)に開館した。猪熊自身が設計にも加わり、正面には自作の壁画と巨大なオブジェを設置した。自然光を巧みに取り入れた開放的な展示室も特徴的だ。 地中美術館 外観がほとんど見えず、まさに地中にある美術館。ユニークなのは、安藤忠雄が設計した建物だけではない。収蔵作家がモネとデ・マリア、タレルの三人のみというのも珍しい。彼らの作品を紹介する。 ベネッセアートサイト直島 ベネッセハウスは国内外の現代美術コレクションを誇る美術館である。その周囲のシーサイドパークには、直島の自然に溶け込んだ屋外展示作品が点在している。さらに、アーティストと建築家の共同作業による家プロジェクト。その総称である「ベネッセアートサイト直島」の名品を鑑賞する。
■目次 ◆イサム・ノグチ庭園美術館「この一点」 イサム・ノグチ「エナジー・ヴォイド」 作品解説…新見 隆
彫刻庭園 イサム家を彩る名品[無題/地表の風#1/空間のうねり#2] 展示蔵と屋外の石彫作品[真夜中の太陽/死すべき運命/無題(通称・コンドルの卵)/無限のらせん/無題(通称・祭壇)]
◆コラム イサム・ノグチとランドスケープ/世界中で愛された「あかり」
■連載■マエストロの風景(40)イサム・ノグチ 樺山紘一
■連載■ミュージアム漫遊記(40)
◆金刀比羅宮 名品ギャラリー
◆丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 名品ギャラリー
◆地中美術館 名品ギャラリー
◆ベネッセアートサイト直島 名品ギャラリー ◆美術館を出たら[ここにも行きたい! 香川・愛媛県のミュージアム] ■連載■美に親しむ(40)林 望さん
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