美術館を楽しむ   7月21日発売    No.41
  東京都写真美術館
  日本民藝館/原美術館/東京都庭園美術館/
  太田記念美術館

 
 全50冊・毎週木曜日発売 (発売日が異なる地域があります。)
 定価560円(税込)。 A4判変型。 オールカラー。
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東京都写真美術館

東京都写真美術館は、1990年(平成2)から準備期間としての仮開館を経て、95年1月、東京・恵比寿ガーデンプレイス内に総合開館した。世界的にも数少ない写真・映像に関する美術館としての設備を備えている。開館以来、日本および海外の優れた写真・映像作品をさまざまな視野から捉え、展覧会を開催している。

日本民藝館

「民藝美」という美の認識の再発見と、新しい生活工芸品の創造。これらの普及と振興によって、生活の中に美を生かすことを目指す民藝運動の本拠として、1936年(昭和11)、東京・駒場に開設。宗教哲学者の柳宗悦(やなぎむねよし)らが企画し、実業家・大原孫三郎(おおはらまごさぶろう)をはじめとする多くの賛同者の援助を得た。初代館長は柳宗悦。宗悦没後は陶芸家の濱田庄司が二代目を、現在は宗悦の長男でインダストリアルデザイナーの柳宗理が三代目を継いでいる。宗悦の美思想を形成させた収蔵品は、陶磁器、染織、木漆工、絵画、金工、石工、竹工など約1万7000点を数える。

原美術館

昭和のはじめ、御殿山のお屋敷町に建てられたモダンな洋館「原邦造(はらくにぞう)邸」は、数奇な運命に翻弄されたのち、孫の原俊夫(としお)(館長)により、美術空間として生まれ変わった。

東京都庭園美術館

昭和初期、旧皇族朝香宮の邸宅として建てられた洋館を、ひとつの美術作品として公開している東京都庭園美術館。朝香宮夫妻がこだわったアール・デコの装飾美は、時を経た現在も、来館者の心を惹きつけてやまない。

太田記念美術館

福岡市出身の実業家・太田清蔵(おおたせいぞう)(1893〜1977)は半世紀以上にわたり、約1万2000点の浮世絵を蒐集。太田の死去にともない、遣族が遺志を受け継ぎ、1980年(昭和55)、コレクションを一般公開するための浮世絵専門美術館をオープンした。そのコレクションは、浮世絵の初期から終焉期に至るまでの代表作品を網羅している。


■目次

◆東京都写真美術館「この一点」 上野彦馬「松平忠礼と三人の男」/下岡蓮杖「商人たち」 作品解説…金子隆一

東京都写真美術館内部
◆東京都写真美術館 名品ギャラリー
幕末から明治中期の写真 [武林盛一/ベアト/小川一真/
ブラウン・ジュニア]
明治後期から昭和初期の写真 [古川成俊/小石 清/福原路草/
梅阪鶯里/平井輝七]
戦後から現代の写真 [木村伊兵衛/植木 昇/東松照明/須田一政/川田喜久治/荒木経惟]
映像コレクション [ピープショー/円筒アナモルフォーズ/
プラクシノスコープ劇場]

◆コラム 世界最初の撮影技術 ダゲレオタイプとカロタイプ
◆コラム フォトグラムとソラリゼーション
◆ちょっとひと息《名品のはてな??/ミュージアム・ショップ/カフェ/
インフォメーション》

■連載■マエストロの風景(41)上野彦馬・下岡蓮杖 樺山紘一
◆上野彦馬・下岡蓮杖のあゆみ
◆上野彦馬・下岡蓮杖交遊録

■連載■ミュージアム漫遊記(41)
「築嶋物語絵巻」 山下裕二

◆日本民藝館 名品ギャラリー
絵唐津芦文壺 唐津/鉄釉白打掛流三耳壺 小代/濱田庄司/
白磁鉄砂染付葡萄栗鼠文壺/真鍮燭台
瀟湘八景図/木喰明満/泥絵 霞ヶ関/切伏木綿衣 北海道アイヌ/漆絵箔置桃文秀衡椀
◆コラム 柳宗悦が創った美の空間

◆美術館たてもの探訪
Part1 原美術館
◆コラム 時代に翻弄された原邸
原美術館コレクション[ポロック/エロ]
Part2 東京都庭園美術館
◆コラム 鳩彦王殿下と冨美宮允子妃殿下

◆太田記念美術館 名品ギャラリー
歌川広重/喜多川歌麿/東洲斎写楽/葛飾北斎/鈴木春信/鳥居清長
◆コラム 歌川派の開祖・歌川豊春[浮絵 中秋之景月見図/桜下花魁道中図]
◆美術館を出たら・ここにも行きたい! 東京マップ3[岡本太郎記念館/松岡美術館/たばこと塩の博物館ほか]
■連載■美に親しむ(41)稲川淳二さん

■全50冊 刊行リスト
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