7月28日発売
No.42奈良国立博物館 奈良県立美術館/寧楽美術館/ 奈良市写真美術館
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奈良国立博物館東大寺(とうだいじ)や興福寺(こうふくじ)、春日大社(かすがたいしゃ)などがある奈良公園内に、1895年(明治28)、帝国奈良博物館として開館した。5年後、館名を奈良帝室博物館、さらに1952年(昭和27)に現在の奈良国立博物館と改称。仏教とのかかわりの深い古美術を中心とした文化財の収集・保管・展示、調査・研究活動などを行っている。 奈良県立美術館 奈良県立美術館は、1973年(昭和48)、近世・近代の風俗史研究で知られた日本画家・吉川観方(よしかわかんぽう)が収集したコレクションの寄贈を受けたのを機に開館した。その後、由良哲次(ゆらてつじ)、大橋嘉一(おおはしかいち)両コレクションの寄贈をうけるなどして収蔵品も約4200点と充実。89年(平成元)からはロシアのエルミタージュ美術館など、外国の美術館と交流美術展を積極的に開催している。 寧楽美術館 美術の鑑賞と鑑賞する環境の合一を目指した神戸の海運業者・中村準策(なかむらじゅんさく)が、古都奈良の景観を借景(しゃっけい)とした名園「依水園(いすいえん)」の一角に、1940年(昭和15)に開設。宋(そう)や高麗(こうらい)、李朝(りちょう)の陶磁器など、自ら収集した東洋古美術の精髄二千数百点を収蔵している。現在の建物は、69年に新築したもの。 奈良市写真美術館 写真家・入江泰吉(いりえたいきち)が奈良市に寄贈した作品約八万点の保存と公開を目的として、1992年(平成4)に新薬師寺(しんやくしじ)の隣に建てられた。建設にあたっては、展示室などの大部分を地下に埋め込むなどして歴史的な環境との調和を配慮している。設計は黒川紀章(くろかわきしょう)。
■目次 ◆奈良国立博物館「この一点」 「地獄草紙」 作品解説…佐野みどり
仏教彫刻[薬師如来坐像/十一面観音立像/愛染明王坐像] 仏教工芸[刺繍釈迦如来説法図/大般若経厨子] 仏教絵画[絵因果経/辟邪絵/十一面観音像] 仏教書跡[最澄/紫紙金字金光明最勝王経] 南都の寺院からの寄託品[銅板法華説相図/賢愚経巻第十五(大聖武)/金銅透彫舎利塔/薬師如来立像/天寿国繍帳残闕/信貴山縁起]
◆コラム 多種多様な仏教工芸品/経典や寺院文書などの仏教書跡/天平文化の精華「正倉院展」[鳥毛立女屏風]
◆奈良県立美術館 名品ギャラリー
■連載■マエストロの風景(42)歌川広重 樺山紘一
■連載■ミュージアム漫遊記(42)
◆寧楽美術館 名品ギャラリー
◆奈良市写真美術館 名品ギャラリー ◆美術館を出たら[奈良町散策] ■連載■美に親しむ(42)川上麻衣子さん
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