麻布十番に新開店したフレンチレストラン「オルタシア」にご招待されましたので、行ってきました。
HP:
http://www.lahortensia.com/
麻布十番の南北の通りをずっと下り、ほぼ仙台坂まで行ったところを脇道に入ったビルの地下にあります。
がらーんとした吹き抜けの階段を下りて、奥にあるドアを開けるとお店です。
扉の中は外とは一変。
3メートルもある高い天井に、石壁やダークブラウンの天然木のインテリアが落ち着いた雰囲気を醸し出します。
全部で30席で6名入れる個室もあります。
店名はフランス語で「あじさい」のこと。
あじさいの花が多くの花が集まって咲くように、シェフやスタッフや、お店に関わった人全ての人々の思いが積もって花開く店でありたい、との思いを込めました。
シェフは、丸の内の「ブリーズオブトウキョウ」総料理長を務めた古賀哲司さん。
「厳選した食材をあえてひと手間、ふた手間をを惜しまず『日本の四季の和』『味の調合の和』『和みの和』を感じてもらいたいと思っています」と語る。
その言葉通り、一品一品に実に手が込んでいて驚きます。
また、一つの食材を様々な方法で調理して一皿に出してもらえるので、お得感があります。
ではいよいよこの日のコース。
第1の前菜は「オマール海老のバリエーション(テリーヌ、カルパッチョ、ジュレ、クリーム)マンゴーマリネ、キャビア添え」です。
お皿の上にコップをかぶせたような形で出てきます。
そのくぼみにカルパッチョなどが盛られ、それを食べ終わって開くと・・・
なんとテリーヌが下から出てきます。
仕掛けが楽しい上に、オマール海老を4種の調理で食べられるなんて!
のっけからビックリです。
しかもこの前菜からデザートまで、ほとんどのメニューで2種からチョイスができます。
このメニューは特別メニューですが、通常の営業でもさらに3種、4種から選べるようになっているので、もう迷ってなかなかメニューが決められません。
第2の前菜がこれ。
「フォアグラのソテー、フラン、ムースのミルフィーユ マッシュルーム、カプチーノソース」
もうこれは絶品でした。
フォアグラを3種に調理してミルフィーユ状にしてます。
こんな手の込んだもの食べたことがないです。
またカプチーノソースがとても合いました。
そして魚料理。
「サクサクの衣をまとった的鯛のカダイフ包み、グリーンアスパラガスのクーリ」
カダイフとは細いパスタのようなものでお菓子などに使いますが、魚料理で食べたのは初めてでしたが、食感がよく楽しめました。
肉料理の前に口直しですが、これもビックリ。
「トマトの一皿(ソルベ、エスプーマ、ピクルス、マリネ、カプセル)」
トマトを何種類にもアレンジし、楽しませてくれます。
なかでもソルベは透明なのにしっかりトマト!
トマトのエキスを凝縮させると透明になるのだそうです。
肉は「特選 山形牛 3種部位調理(岩塩包み、赤ワイン煮込み、コンソメしゃぶしゃぶ仕立て)」
それぞれが一皿になる肉料理を、なんといっぺんに3種も味わえます。
岩塩包みはほんのりとした塩味が最上級の肉の旨味を際だたせます。
赤ワインには香りのよいことよいこと。
最後の品は、薄切りの肉が入ったグラスに熱いコンソメを注いで目の前で完成させる楽しい一品。
どれもこれも恐れ入ります。
そして最後の驚き。
デザートは「ホワイトチョコレートのタルト仕立て −196度のクーベルチュールアイスパウダー」
透明なボールのようなものはアメ細工で、中に液体窒素で瞬間冷凍したチョコが入っています。
アワのよう冷たいにチョコが舌の上で溶ける食感は味わったことがないものです。
ホワイトチョコの中も、フランボワーズが層のように仕込まれており、とてもおいしい1品でした。
最近話題の科学的料理なども採り入れて、
さぞかしお高いとお思いの皆さん。
聞いてびっくりです。
上のメニューとは同じではありませんが、ほぼ同じ構成でメニュー選択幅がさらに広がったディナーが8400円、シェフお任せのコースが12600円です。
★☆★
メニュー★☆★
安い、と言わざるを得ません。
おなかも満腹になります。
間違いなくおすすめです。
hortensia(オルタシア)
港区麻布十番3−6−2 NS麻布十番ビル地下1階
03−5419−8455
http://www.lahortensia.com