懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2007.7.31(火)更新  味の地球儀@tokyo

 
 ナイジェリア
エグシスープ エグシスープ
 異国情緒あふれる主菜
 
 
オニェジェクェさん
 「ナイジェリア人はビールが大好き」とオネジェクェさん=撮影・久保寺誠
 巨大なバナナに似た果物、里芋の何十倍もあるようなイモ−−。ちょっと見かけない食材が厨房(ちゅうぼう)に並ぶ。「全部、ナイジェリアから直接仕入れています」とオニェジェクェ・オケシュクさん。

 メニューを広げると、さまざまな種類のスープに目を奪われる。納豆のように糸を引く木の実を使った「オボノスープ」は、粘り気のある見た目とは裏腹のマイルドな味で、柔らかなゼリーにくるまれたような具が、のどをツルツルと通っていく。特産の苦い野菜を入れた「ビタリーフスープ」は、一味唐辛子の強烈な辛さも加わる。いずれも牛のホルモンとヤギ肉、干し魚を入れて煮込む。汁はわずかで、具だくさん。メーンの具は同じでも、強い風味の野菜やスパイスを足すことで、全く別の味になる。スープが主菜というナイジェリアならではの多彩さだ。

 すりつぶしたカボチャの種を使った「エグシスープ」は、母国で最もよく食べられているという。干し魚の強い香りに、一瞬みそ汁を前にしたような懐かしさを覚えるが、後味はかなりスパイシー。そのギャップは新鮮だ。

 スープには、ナイジェリア特産のヤムイモの餅を添える。食感は上新粉の団子に少し似ている。味は淡泊だが、ほんのりとした甘みがあって柔らかい。

 物珍しさに目移りするが、辛さや苦みの強いものもあり、日本人にとっては好みが分かれるところ。「初めての方には、トマトシチューをまずお薦めします」。ハーブを加えてじっくり煮込んだ一品で、癖がなく食べやすい。

 オニェジェクェさんが腕をふるうレストラン「グリーン・ビュー」は、母がナイジェリアで営んでいた店と同じ名前だ。子どもの頃から料理を手伝い、満を持して開いた海外一号店。地元のみならず、近隣の県からも母国人がやってくる。「ナイジェリア人にとって、隣近所は家族同然。皆で食卓を囲むのが、楽しみなんです」。ここは、遠い異国の地で「近所付き合い」の場になっている。

 【グリーン・ビュー】
 千葉県船橋市海神1丁目(船橋駅、TEL047・432・3256)。午後6時〜午前2時ラストオーダー。無休。エグシスープ(1500円)、トマトシチュー(1500円)。ナイジェリアワインやビールなど、ドリンク類も豊富。ナイジェリア産の食材の通信販売も行っている。
(2007年7月31日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2007 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行