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2007.12.4(火)更新  味の地球儀@tokyo

 
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 チェコ
ブランボラーク ブランボラーク
 ポテト使い お好み焼き風
 
 
マーティンさん
 チェコ料理は味が濃いめ。「ビールにぴったり」とマーティンさん=撮影・原幹和
 東京・渋谷にあるチェコ料理店「カフェano(アノ)」の看板料理は、現地のレストランではあまり見かけない家庭料理「ブランボラーク」だ。「チェコの普段の生活に触れて欲しい」というオーナー森摂さん(44)の思いがある。

 すり下ろしたジャガイモを、小麦粉、卵、ニンニク、牛乳などと混ぜ合わせて焼く、日本のお好み焼きのような料理だ。

 多めの油で揚げるようにするため、外はカリッと、中はモッチリとしている。粗めにおろされたジャガイモの食感が素朴で、マジョラムなどの香辛料が効いている。「初めて食べるのに懐かしい味がする」と評判は上々だ。

 同国では、ソーセージや卵、ホウレン草などを入れて昼食にしたり、チェコ風シチュー「グラーシュ」と一緒に食べたりする。日々の食卓にのぼるおふくろの味だ。「気取らないチェコ人のイメージそのもの」と、同店で働く女性スタッフ(26)。ただ、最近は「手間がかかる」という理由で、家庭では作られなくなっているという。

 食材のジャガイモはチェコ料理に欠かせない。2人いるチェコ人シェフの1人、マーティン・フィッシャーさん(25)は「日本人にとってのコメみたいなもの」と説明する。

 名物の蒸しパン風「クネドリーキ」の原料も小麦粉かジャガイモ。マッシュポテトもパンやご飯のような食べ方をする。

 「お母さんは、マッシュポテトが冷えないように、鍋ごとベッドの中に入れていました」

 同店では、料理教室やチェコアニメ上映会を定期開催している。店内にはチェコの操り人形が飾られ、棚には客の土産の古い切手や地図などが置かれていた。2階ギャラリーではチェコ製民芸品なども扱う。

 「ここがチェコを愛する人たちの拠点になってくれればいいと思う」。森さんは、店をチェコ文化への「入り口」と考えている。

 【カフェano】
 東京都渋谷区渋谷1丁目(渋谷駅、TEL03・5467・0861)。正午〜午後9時半ラストオーダー。12月30日〜1月6日休み。ブランボラーク(ソーセージなど6種類)1300円から。アニメ上映会=第2、4(月)、午後6時。15人。3000円(食事付き)。チェコ料理教室=毎週(火)午後7時半。5人。4500円、入会金2000円。要予約
(2007年12月4日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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