懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2008.3.4(火)更新  味の地球儀@tokyo

 
味の地球儀@tokyo バックナンバーへ    コラムのトップページへ   

 レバノン
3種のペースト 3種のペースト
 ゆったり ヘルシーな前菜
 
 
カラムさん
 民族楽器ウードを弾くカラムさん=撮影・久保寺誠
 レバノンの前菜は豊富だ。レストランに行くと、オーダー前から15〜20種類の前菜「メッツェ」(以下料理名は口語表現)がテーブルに並べられるという。冷たいものと温かいものの2種類に分けられる。

 「全部で70種類以上はあるといわれています」と横浜市中区のアラビア料理店「アル・アイン」のシェフ、ジアード・カラムさん(39)は話す。レバノンの国立の料理学校出身。在日本クウェート大使館でコックを務め、95年に店を構えた。

 代表的な冷たいメッツェは豆や野菜のペーストだ。ちぎったアラビアパンにつけて食べる。

 レバノンの食事の雰囲気がひと通り味わえる「フェニキアセット」は、3種のペーストに始まる。ヒヨコ豆、レモン、ガーリックを使った「ホンモス」、焼きナス、レモン、ゴマを使った「ムタバル」、ヨーグルトから作った「ラブネ」。薄味で、素材の味が楽しめる。

 レバノン料理は、ハーブを多く用い、辛くない。地中海に面し、水に恵まれているので農作物も豊かだ。昔から西洋や周辺国との接触が多いため料理が洗練されていった。湾岸諸国の一流ホテルのメーンダイニングにはレバノン料理のレストランが多いといわれる。ヘルシーなので、欧米などで「ダイエット食」として注目されているという。

 レバノンでは、大勢でレストランに行く。3、4時間かけておしゃべりやショーを楽しみながら、ゆっくり、たくさん食べるのが一般的なのだそうだ。

 「日本人だったら、次の日仕事だからと、ぱぱっと夕飯をすませてしまう人も多いけれど、レバノン人は食べることをエンジョイしていますね」とカラムさん。「日本では1人で食べている人をよく見かけますが、友だちいないのかな、と思ってしまいます」

 豊富な種類の前菜は、大勢で長い時間をかけて食事を楽しむためにあるのかもしれない。

 【アル・アイン】
 横浜市中区弥生町2の17(関内駅、TEL045・251・6199)。午後5時半〜10時半ラストオーダー。「フェニキアセット」5230円。「ホンモス」730円。(金)(土)、午後8時半、ベリーダンスショーあり。(月)休み。出張ケータリングなどによる不定休あり。
(2008年3月4日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2008 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行