懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2008.4.15(火)更新  味の地球儀@tokyo

 
味の地球儀@tokyo バックナンバーへ    コラムのトップページへ   

 インドネシア
グレイ・アヤム グレイ・アヤム
 常夏 ココナツ 鶏カレー
 
 
イタさん
 「お客さんとインドネシアの話をするのが楽しい」とイタさん
 東京・新橋の赤レンガ通りに、天狗(てんぐ)のように大きな鼻のお面。その下の扉を開いて中に入ると、竹でできた楽器リンディックの音が軽快に鳴っている。

 「偉大なるインドネシア」を意味する店名の「インドネシア・ラヤ」は、新橋に店を構えて51年。店内には、創業者がインドネシア各地で集めた彫刻やお面、絵画などが所狭しと飾られている。「まるでインドネシアの博物館でしょ」。「イタさん」の愛称で呼ばれるスタッフのティルサアビヤンティさん(35)は誇らしそうに話す。

 インドネシアの主食は米。パンダンという香草を入れて炊き、米に香りをつける。インドネシア料理は、一つの皿にいろいろな味の料理をのせて、ご飯と一緒に食べるのが一般的。なかでも人気のおかずが「グレイ・アヤム」。ココナツミルクをベースにした、スマトラ地方のチキンカレーだ。

 鶏肉とタマネギに、レモングラス、コリアンダー、ターメリックなどの香草とスパイスを入れて炒(いた)め、ココナツミルクを加えて煮込む。ココナツの油が出てくるまで、じっくり1時間。さらに一晩寝かせる。鮮やかな黄色いスープはココナツの風味が濃厚で、刺激はさほど強くない。

 「羊や牛の肉でも作るよ」とイタさん。昔はココナツの堅い皮を削って水に浸し、濾(こ)し出してココナツミルクを作っていたが、今では粉末や缶詰が出回り作りやすくなったという。

 牛肉を使って、スープがなくなるまでさらに2〜3時間煮詰めた料理が「レンダン・ダギン・サッピ」。もともとは役目を終えた水牛をどうにかおいしく食べようと考え出された料理なのだそうだ。

 店は、インドネシアを旅した人や新橋のサラリーマンらでにぎわう。「テリマカシー(ありがとう)」の声がリンディックとともに響き渡る。

 【インドネシア・ラヤ】
 東京都港区新橋4の4の3(新橋駅、TEL03・3433・7005)。午前11時〜午後2時半、5時〜10時ラストオーダー((土)は正午〜午後9時)。(日)(祝)休み。グレイ・アヤム(1575円)。レンダン・ダギン・サッピ(1785円)。平日限定の日替わりランチ(850円、午後2時まで)も。
(2008年4月15日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2008 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行