読んでたのしい、当たってうれしい。

おんなのイケ麺(めん)

岡田結実さん
「天下一品」のあっさり

「天下一品」のあっさり
「天下一品」のあっさり
「天下一品」のあっさり 岡田結実さん

 小学校4年生のころ、家族で「天一」に行ってから、ずっと「あっさり」しか食べたことないんです。いつも完食。定番の「こってり」は、父(岡田圭右(けいすけ)さん)のを一口もらったことがあるくらい。濃い~から。

 麺は硬めに、シャキシャキしたネギは多めにしてもらいます。チャーシューは薄めなんですけど、かみ応えがあってしっとり。主張せず、そっと添えられているのがすごく好きです。

 チャーハンやギョーザもおいしいですが、特に一緒によく注文する鶏のから揚げは、スープにつけるんです。こんなこと、きっと私だけですよね。めっちゃジューシーでパリパリなんですけど、皮がやわらかくなる手前がちょうどいい加減。スープにパンを浸すような感じです。

 ラーメンは、母のオムライスと並ぶくらい大好き! カロリーなんて気にしていません。月に1度は、食べに行きたいな。

 

◆高円寺店 東京都杉並区高円寺南4の7の1(TEL03・3317・7408)。
 並720円(値段は店舗によって異なる。一部取り扱いのない店舗も)。
 国内とハワイに約240店を展開。


 おかだ・ゆい タレント。
 2000年生まれ。日テレ系列「誰だって波瀾爆笑」にMCとして出演中。来年2月公開予定の映画「傷だらけの悪魔」で俳優デビュー。

(2016年11月24日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

おんなのイケ麺(めん)の新着記事

新着コラム

  • 美博ノート 五十三次 京三條橋 江戸・日本橋から約500キロ、東海道五十三次の終着点は京の玄関口・三条大橋。東山や八坂の塔を背景に、頭に薪をのせて売り歩く大原女、茶筅をさした竹棒をかつぐ茶筅売り、衣を頭にかぶった被衣姿の高貴な女性が行き交う。

  • 建モノがたり 本館古勢起屋 (山形県尾花沢市) 川の両岸にレトロな旅館が立ち並ぶ。そんな銀山温泉のイメージを体現する築110年の「本館古勢起屋」は、老朽化などのため約20年ほぼ放置されていた。

  • 私のイチオシコレクション カメイ美術館 当館は仙台市に本社をおく商社カメイの第3代社長を務めた亀井文蔵(1924~2011)が半世紀以上かけて収集したチョウをコレクションの柱の一つとし、約4千種、1万4千匹の標本を展示しています。

  • ななふく浪曲旅日記 浪曲は治療、なら、浪曲師はお医者さん? 朝日新聞のWEBRONZA論座で「ななふく浪曲旅日記」として、連載をさせていただいておりました。浪曲のお仕事でさまざまなところへ旅をする中で感じたことを綴っておりましたのを、装い改めて、こちらで再連載することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。