読んでたのしい、当たってうれしい。

気になる一品

ポーラ美術館

ポーラ美術館

 「セザンヌ展 近代絵画の父になるまで」のオリジナルグッズは、ほぼ無名の画家だったセザンヌが注目され始めた50歳ごろに描いた道化師「アルルカン」の起き上がり小法師(2160円)だ。高さ7センチ、直径4・5センチと絵よりはぽっちゃりだが、40グラムと軽くて丈夫。岩手県花巻市の「成島和紙」の風合いと、同県金ケ崎町の民芸品「六原張子(ろくはらはりこ)」の技術が生きる。愛嬌(あいきょう)あふれる手描きの表情も魅力だ。

◆神奈川県箱根町仙石原小塚山1285(TEL0460・84・2111)。午前9時~午後5時(入館は30分前まで)。入館料1800円。

(2015年7月1日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

今、あなたにオススメ

気になる一品の新着記事

  • 川崎市立日本民家園 東日本の代表的な民家のほか、水車小屋や船頭小屋など25件の建物を展示する川崎市立日本民家園。

  • 野球殿堂博物館 王貞治さんや長嶋茂雄さんら野球殿堂入りした人の肖像レリーフや、選手が使用したバットなどを展示する野球殿堂博物館。

  • 世田谷美術館 「素朴派」の絵画を多く収蔵する世田谷美術館。ショップでは、素朴派を代表する仏のアンリ・ルソー「フリュマンス・ビッシュの肖像」をモチーフにした「ルソースタンドメッセージカード」が人気だ。

  • 三浦綾子記念文学館 作家・三浦綾子の創作ノートや書簡など約3万点を所蔵する三浦綾子記念文学館。

新着コラム