シュールな束芋がケーキになった
群馬県・伊香保グリーン牧場のハラミュージアムアークに隣接する「カフェダール」。牧場を望みながらサンドイッチやアイスクリーム、ソーセージなどを味わえる。ここの一押しメニューが、展覧会にちなむイメージケーキだ。
独特なアニメ映像でリストラなど現代社会の実像を風刺たっぷりに描くアーティスト、束芋(たばいも)。開催中の彼女の作品展(10月26日(日)まで)に合わせ、日章旗風のクリームチーズのムースとおばさんの顔を型どったクッキー=写真=が味わえる。いかにも彼女の作品から派生したようだ。「にっぽんの、洋菓子」との名付け親は束芋本人。こんなユニークなお菓子を作るのは調理担当の辻口陽子さん。「生々しくならずに作品のシュールな雰囲気を表現するのがひと苦労」とか。おばさんの表情はチョコレートソースで描かれている。口に入れると、ちょっと怖い見栄えと違い、甘くて美味。まさに目でも舌でも味わうアートといえようか。