100年の伝統を受け継ぐカフェ
映画あり舞台あり、あらゆる芸術が発散される東京・渋谷のBunkamura。この中にあって、新しい食の文化を発信しているのが「ドゥ マゴ パリ」だ。今なら、ザ・ミュージアムで開催されている棟方志功展にちなんだ「ホタテ貝のトマトグラタン」(1500円)が食べられる。マネジャーとシェフが考案したこの特別メニューは、棟方の出身地・青森産の新鮮なホタテのうまみをトマトのさわやかな酸味が引き立てる逸品だ。
客層によってさりげなく変える心遣いがなんとも心地の良いこのカフェ、実は100年以上の歴史を誇り、ヘミングウェイなど多くの芸術家に愛されたパリを代表するカフェ「レ ドゥ マゴ」の海外業務提携1号店。緑地に黄色で店名が描かれた店構えはパリをほうふつとさせる。開放感のあるテラスに座り、パンとコーヒーつきのボリュームあるランチに舌つづみをうちながら、少し気取って芸術を語ってみたくなる場所だ。