「これが並ぶと、春はもうそこまで来ているんだなって思う。今が旬のチーズです」。東急東横店地下1階東急フードショー内のチーズ専門店「フェルミエ」(TEL03・3477・4602)の店長がすすめてくれたのは、「フルール・デュ・マキ」という羊のチーズ=
写真手前。表面にローズマリーや赤トウガラシがのっている、なんとも個性的なチーズだ。聞けば、地中海のコルシカ島で羊の出産時期にあわせて作られ出荷されるものだとか。中は意外にも真っ白でフレッシュクリームのよう。
薄く切って、そのまま口へ。しっかりと濃く、でもどこかキメの細かい味に、ほろ苦いローズマリーの風味が絶妙。このまま何切れでも食べられそうだ。熟成するにつれ水分が飛び、味はさらに濃厚になるのだという。
同じく羊のチーズ「ペライユ・フェルミエ」(1個1785円、同奥)は、最低20日間熟成してから出荷されたもの。こちらは、ナイフを入れると中身が流れ出すほどクリーミー。
どれも「作り手の分かるチーズ」をモットーに、社長自らがヨーロッパの農家に足を運び、選び抜いた。仏語で「潅木(かんぼく)林に咲く花」の意味の「フルール・デュ・マキ」は100グラム977円(1個約300グラム、半カットから購入可能)。5月ごろまで店頭に並んでいる。