漬物屋「丸越」の店頭に並ぶ、タマネギを丸ごと漬け込んだ「たまねぎ漬け(梅肉味)」(
写真、一玉525円)。ゴーヤ、エリンギなど多様な漬物の中でも、ひときわ目を引く。
使うのは、みずみずしい新タマネギ。表面に切り目を入れ、甘酢に漬けた後、梅肉とからめる。丸ごと漬けることで、味と香りを閉じ込めるのだという。スライスして食べるとシャキシャキとした食感で、タマネギの辛みが、甘酢と梅肉のまろやかな甘みに調和している。東京・新宿の小田急百貨店ハルクフード(TEL03・3342・1111)では、6月中頃まで販売。他に、しょうゆ味もある。
食物繊維や酵素などを多く含む漬物は、ヘルシー志向が続くなか、見直されてきている。店長の武藤秀樹さん(33)は、「サラダ感覚で、漬物を食べる時代」という。もっと自由に食べてほしいと、客に「たまねぎ漬け」のアレンジを提案する。ステーキと一緒に食べたり、細かく刻んでサラダにトッピングしたり。冷やし中華に合わせてもいける。
さて毎月21日は、全日本漬物協同組合連合会が定める「漬物の日」。「漬物の神様」をまつる愛知県・萱津(かやづ)神社の8月21日の「香の物祭(漬物祭)」にちなむ。早速、自分なりにアレンジして楽しんでみては。