京料理「菊乃井」の和風アイスクリーム(
写真、1個368円)は、昨年の夏、東京都港区赤坂にある料亭の甘味として登場した。中でも好評だった5品を、今年は東急百貨店東横店(TEL03・3477・3111)の東横のれん街だけで販売する。沖縄・宮古島の天然塩を使った「海の塩」、細かく刻んだあめが入った「しょうが飴(あめ)」、ニッキの香りが広がる「八ツ橋」、抹茶をベースに玉露を合わせた「濃煎」、果肉入りの「柚子(ゆず)シャーベット」という個性的なラインアップに、お客の足も止まる。「甘さが控えめで、食感や香りを楽しめる」と、店長の正田直幸さん。5月上旬の発売から、特に人気が高いのが「海の塩」。決してほのかではなく、しっかり伝わってくる塩味に驚きながらも、軽い舌触りのためか一気に食べてしまった。料亭の食後に出されていた理由がよくわかる。口の中が洗われたように、さわやかだ。
東横のれん街は、今年で55周年を迎える「名店街」。秋には記念イベントも予定する。同百貨店広報の鷺野谷さおりさんは「00年に出来た食品フロア『東急フードショー』は『感度』をテーマにして、差別化している。名店街は『品質』にこだわり続けながら、お客様の好奇心を刺激する場所」と、話す。