ぷるんとした半透明の「くずゼリー」の中に浮かんだ真っ赤なトマト。和菓子にトマトという意外な組み合わせで目を引くのは、京都に本店を構える「菓匠 清閑院(せいかんいん)」の今夏の新商品「朝摘みとまと」(
写真、242円)だ。
中に入っているのは、トマトピューレと白あんを混ぜたトマトあん。緑色のようかんをヘタに見立てている。「プチトマトが入っているの?」と聞かれることが多いというのもうなずける。鮮やかな色合いが夏らしい。6個入りは、竹のかごに入っていて、まるで摘み立てのトマトのよう。
包装を取ったとたん、フワッとトマトの香りが広がった。食べてみると、トマトの酸味が利いていてさっぱりとしているが、ほのかな甘みが口に残る。さわやかな味だ。
西武池袋本店(TEL03・3981・0111)では、1日に200〜300個売れるほど人気だという。暑中見舞い品としてまとめて買っていく客や、珍しいものに敏感な20〜30代の女性が自宅用にバラで買っていく姿が目立つ。「甘すぎない味がいいと、リピーターも多いんです」と、店長の鈴木由美子さん(39)。8月下旬まで販売する予定だ。
都内では、伊勢丹新宿店や銀座松坂屋などでも購入できる。