東京・世田谷の玉川高島屋S・Cの「サケショップ 福光屋」(TEL03・5717・3305)は、金沢で380年以上続く酒蔵の直営店。白山の雪解け水が約100年かけてわき出した「百年水」と、契約農家の酒米を使った純米酒の製造にこだわる。約40種の日本酒のほかに焼酎やリキュールなどオリジナル商品の開発にも力を入れる。
「くつろぎのおんぼらぁと ホワイトサワー」(写真、500ミリリットル、1800円)は、米焼酎をベースに、純米酒の製造技術を応用して作られる「コメ発酵エキス」と、乳酸菌飲料などを加えたヨーグルト風味のリキュール。乳白色で少し酸味のある味はロックやソーダ割りはもちろん、フルーツジュースとも相性がいい。同リキュールには「柚子(ゆず)」「梅」もあり、日本酒を敬遠しがちな若い女性にも人気が高いという。「おんぼらぁと」は金沢の方言で「ごゆっくりと」の意味。柔らかな口当たりは、夕食後にゆっくり飲むのによさそうだ。
店内には酢やみりんなどの発酵食品からアミノ酸豊富なコメ発酵液を配合した化粧品まで、幅広い商品が並ぶ。「日本酒を飲んだり使ったりすることで、健康や美容につながる生活を提案したい」と、開発部店舗運営課の大津順子・統括マネジャー(45)は話す。