福岡県久留米市の本店を中心に、全国に店舗を持つ豆腐懐石料理の店「梅の花」。豆腐や湯葉といったシンプルなメニューを扱うだけに、味の決め手となる素材へのこだわりが自慢だ。レストラン中心だったが、約2年前から物販店での販売もするようになった。
「とうふしゅうまい」(写真、5個入り630円から)は、持ち帰りたいというレストラン客の要望でテークアウト商品が作られた人気メニュー。佐賀産の大豆「フクユタカ」を使ったしぼり豆腐を中心に、エビのすり身や鶏肉、タマネギを組み合わせた。口に入れたときのふっくらとした感触は、独自の豆腐の崩し方と撹拌(かくはん)の仕方から生まれたもの。一つ一つが手作業という丁寧さが伝わってくる、やさしい味わいだ。昨秋出店した東京・渋谷の東急東横店東急フードショー(TEL03・3477・3111)では女性客が目立つ。最近は揚げたとうふしゅうまいや湯葉揚げなどをセットにした弁当(941円)も人気だという。
しゅうまいを温めるときは電子レンジでもいいが、うまみを逃がさないように蒸し器がおすすめ。「まずは調味料などをつけずに、豆腐本来の風味を十分に堪能してほしい」と店長の坂本真弓さんは話す。