大阪で今人気のロールケーキの店「モンシュシュ」が、期間限定で銀座三越に出店している。関東圏では川崎に続いて2店目。
この店の1番人気は、「堂島ロール」(1050円)。大阪のオフィス街・堂島で、ビジネスマンの手みやげなどとしても人気を集め、口コミで広がっていった。今では、1日約2000本も売れているという。
一巻きしかない生地の中にたっぷりと入った生クリーム。インパクトのある見た目に、「これがロールケーキ?」と言われることもあるという。クリームの多さに、一見甘そうに見えるが、食べてみると意外とそんなことはない。北海道産の生クリームを数種ブレンドしているというが、甘すぎず牛乳のようなさっぱりとした味わい。後にもひかず、生クリームが苦手な人や男性客にも「これなら食べられる」と好評だという。
生地は、その日の気温や湿度によって調整しながら、毎日職人の手でかき混ぜながら作られている。カステラのようなしっとりとした弾力のある生地が、軽やかなクリームとよく合う。「生地とクリームだけのシンプルなケーキだからこそ、味にごまかしがきかないんです」と金さんは話す。
実は、当初は普通にうずを巻いたロールケーキだったという。ところがホテルの催事で、急に通常の2倍のロールケーキが必要となり、生地が足りなくなると、やむを得ず一巻きにしたのだという。「でもこの形のおかげで、当店自慢の生クリームをより味わってもらえるようになりました」と金さん。形もおいしさの一つらしい。