中国料理店「広味坊」(東京・祖師ケ谷大蔵)。8月21日の日本橋三越本店新館地下1階リニューアルオープンに合わせ、デパ地下に初めて出店した。中華総菜やスイーツなどのテークアウトと、めん類を中心に提供するイートインスペースからなる。
テークアウトメニューの中で代表作が、同店が独自に開発した機械を使い、仕込みに丸三日かけるという「北京ダックセット」(4枚1260円)だ。「冷めると硬くなってしまうので、食べる前はトースターなどで少し温めることをお薦めします。お好みでわさびマヨネーズやマンゴーチリソースなどをかけてサラダ感覚で食べてみて下さい。」と五十嵐美幸さん(33)。北京ダックをサラダ感覚で食べるとは想像しづらいが、食べてみると中華独特の脂っぽさ、重さが口の中にほとんど残らずさっぱりした味わいが楽しめた。
シェフの五十嵐さんは、幼少の頃から父の営む広味坊で中国料理の世界にかかわり、22歳で料理長を受け継いでからは、女性ならではの感性を生かし、素材、季節感にこだわった新しい味に常にチャレンジしている。料理番組にも多数出演中で、今注目を集めている料理人の一人だ。