明治5年創業の和洋菓子の老舗(しにせ)「東京風月堂」から、伊勢丹新宿店に今春登場した新ブランド「zephyr(ゼフィール)」。同店が長年培ってきた、伝統的な風味を洋菓子で表現した「和感洋菓子」を提供する。
同ブランドの代表作が、酸味と甘さを併せ持つ青森県産紅玉リンゴをたっぷり使ったパイ「フィユタージュ・オ・フリュイ プレーン」(9×16cm、1901円)だ。リンゴとパイ生地の間に長崎カステラ、徳島県産金時芋のペーストを挟み、和三盆をふりかけて焼き上げる何ともぜいたくな一品。1個1901円とアップルパイとしては決して安くないが、「ご自宅用、贈答用と一度に複数購入される方や、リピーターの方が30〜50代の女性を中心に多くいらっしゃいます。」と店長の三上直子さん。食べてみるとリンゴの甘酸っぱさ、パイのサクサク感、カステラと金時芋のまろやかさが口いっぱいに広がり、多少高くてもまた買いたくなる気持ちがわかった。
「フィユタージュ・オ・フリュイ」は「プレーン」の他、赤ワインで紅玉リンゴを煮込み甘さを抑えた「赤ワイン」(1901円)、焼き上げたパイ生地に長崎カステラ、カスタードクリームをのせ、約10個分の旬のイチゴ(11月中旬まで北海道産「夏実」を使用)を飾った「いちご」や、旬の果物(10月は巨峰、11月はラ・フランス)をトッピングした「季節のフルーツ」(各2940円、ハーフサイズ1500円)がある。