フランスはアムール(愛)の国。シャンソンや映画、詩など、愛を表現するものにあふれています。デートの約束は仕事よりも優先するといったらびっくりしますか? そんなフランスからやってきた私には、日本人男性の愛情表現はちょっと物足りない。
フランス人男性は、女性を喜ばせることが得意です。恋人や妻にはもちろん、友人関係の女性へも女心をくすぐる言葉をよく口にします。彼らにとって女性を喜ばせることは、中世から続く騎士道精神であり、習慣ともいえる日常的な行為。「ドレス姿、ゴージャスだよ」「その香り、とてもいいね!」。ほめるのに照れたりしないのです!
ちょっとしたサプライズを演出するのも得意です。ふいに差し出されるミニブーケ、会った日の翌日、手帳を開くと目に飛び込んでくる愛の言葉(いつ書いたの!?)。けっして重たくなく、ユーモアを感じさせるのが大切。
フランス人にとって、愛を表現することはアート。だから表現の腕を磨くのはとてもよいことなのです。
以前、「愛してるよ」と言わない日本人のボーイフレンドに「どうして言ってくれないの?」と問うと、「当たり前のことをなぜ言わなきゃいけないんだ」ですって! サムライスピリットには敬意を払いますが、やっぱり愛情表現は大切! 口に出して言われることがどんなにうれしいか、ふたりの関係にとって大切かをしつこく彼に言うにつれ、フランス人男性にも負けないくらい、ジュテーム(愛してる)を言うことが大好きになりました。
やればできる! さあ、今日から始めてみませんか?