「パリジェンヌに学ぶシックスタイル」「パリジェンヌのおしゃれスナップ」。日本の雑誌で、こんな見出しをよく見かけます。おしゃれであることとパリジェンヌは、まるでイコールで結ばれているみたい。
パリジェンヌの装いは、一見シンプルですが、実はとても練られています。どこか個性的であるように、自分らしさをさりげなく加える着こなし術。これは、お金をかけずにおしゃれになれる方法でもあります。
100円ぐらいのTシャツにシャネルのジャケット、ドレッシーなブラウスにジーンズといったミックススタイルも得意です。おばあちゃんから譲り受けたドレスをカジュアルに着たり、オリエンタルな服も自分らしい着こなしになるよう工夫したり。洋服の組み合わせにとどまらず、アクセサリーなどの小物、スカーフやバッグ、靴にまでこだわります。
雑誌からそのまま抜け出たような姿やブランドもの一辺倒のコーディネートはやぼ、それがパリジェンヌの精神なのです。人のマネは絶対にしません。周りからの称賛も意識するので、自然にセンスが磨かれ、ひとりよがりのファッションにならないというわけ。幼い頃から個性を大事にし、何が自分に似合うかをよく研究しているのです。
私も、洋服に日本のゲタを合わせるのが好きですし、ときにはイヴ・サンローランでドレスアップすることも。 よくパリジェンヌのスタイルについてインタビューを受けますが、何をどう着るかより大切なのは、おしゃれに対する意識、エスプリです! どうぞエスプリについて聞いてください。