先月、ミシュランガイド東京版が発売されました。「東京は世界一の美食の街」というナレ編集長の言葉に、私も大賛成です! 色々な店を選べ、総じてレベルが高いことに、来日当時はびっくりしたものです。
フランスと日本の大きな共通点は、グルメの国ということ。食べることが大好きで、美しい食卓に敬意を払います。
東京のフレンチレストランには本国で修行したシェフが多く、本格的な味が楽しめるのもうれしいところ。特に、ゴボウやワサビ、里芋など日本の食材をフレンチにアレンジしたお皿はすばらしい! 最近では、デュカスやロブション、ガニエールなど、フランスの一流シェフも東京に進出し、店選びの楽しみが増えました。
もう少し欲を言えば、サービスにもっとフランスのエスプリを感じさせてくれれば完璧(かんぺき)!
例えば、パンのサービスは臨機応変に。ご飯のおかわりや大盛りなどと同様、もう少し柔軟に対応してほしい。ワインリストは本来のつづりでも表記して。カタカナだけでは本当の名前が知られず、かわいそうです。
それともう一つ、ギャルソン(給仕人)はもっと積極的に! フランスのギャルソンはメニューに詳しいのはもちろん、ユーモアを持って接客しています。「今日はおいしいものをがっつり食べたい気分なの」と言えば、「それなら、これはどう? 残ったら彼にも手伝ってもらえるよ、冷めてもおいしいから!」なんて提案してくれます。
こうしたお店の人との会話も、フレンチレストランでの楽しみの一つなんですよ。