シャンパーニュ(champagne)。世界で唯一、フランス北東部にあるシャンパーニュ地方の発泡ワインだけをそう呼びます。日本では「シャンペン」「シャンパン」などと呼ばれていましたが、ようやく「シャンパーニュ」という本当の名前が浸透してきました。
日本では、この10年でシャンパーニュの消費量は4倍にもなりました。和食に合い、グラスで提供するレストランが増えたという背景もあるのでしょう。高級感を好む国民性も、人気を後押ししているようです。
シャンパーニュは、お祝いに欠かせません。フランスでは多くの家庭の冷蔵庫に、いつでも1本は準備されています。遊びに来た友人のうれしいニュースを聞いたら「じゃあ、シャンパーニュで乾杯しましょう」と、すぐお祝いができるようにです。
栓を抜くときの軽快な音、舌の上で弾ける味わい、ゴールドのきらめく色……。カップルにとっては瞬時に魅惑の世界へと誘ってくれる、特別な力をもった魔法のお酒でもあります。
女性をよく分かっている男性は、その効力と栓を抜くタイミングを心得ていて、相手を夢見心地にさせる演出に使います。「僕たちが飲むといったらこれだろ?」なんて食前酒に頼んだり、二人で迎えた朝をシャンパーニュで祝ったり。
そう、シャンパーニュはいつでも飲めるお酒です。ブランチにバゲットと一緒に、ティータイムにお菓子をつまみながら。食前酒はもちろん、ディナー中も、その後でも。
ともあれ、もうすぐお正月。おせちにもシャンパーニュはぴったりです。新しい年の幕開けを、みんなで乾杯!