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2005.6.15(水)更新  新 百名山
大雪山   2290m 北海道
自然あふれる北の屋根
大雪山
裾合平から旭岳を望む。
全日本山岳写真協会・藤田曄子さん(千葉県市川市)撮影。

【交通】旭岳温泉へは、旭川駅からバスで約100分。旭川空港からは車で40分弱。
 
 大雪山は北海道の屋根である。北海道という地域にとどまらない日本を代表する名山だ。広大な大雪山は、表大雪や十勝連峰などの山域にわけられる。山は2000メートル級の高峰群である。緯度が高いので3000メートル級の中部山岳に匹敵する高山性に加えて、そのスケールは国内屈指であることは論を待たない。

 東麓(ろく)の層雲峡を筆頭に、愛山渓温泉、旭岳温泉、天人峡温泉など有名な観光地や温泉を擁する表大雪が、最もポピュラーな山域といえよう。主峰・旭岳には旭岳温泉から、黒岳には層雲峡から、それぞれロープウエーを利用して比較的楽に頂上に立つことができる。新百名山としては登りやすいということを理由に旭岳を選んだ。

 初めて訪れたのは30年ほど前だ。旭川からバスで現在の旭岳温泉入り。姿見までロープウエーで上がる。11月上旬だった。旭岳は雪で薄化粧している。駅舎から出ると、雪が舞い視界も悪い。早々と登山を断念した。旭岳の頂に立つまでは、それから約20年かかった。旭岳からトムラウシ山まで山中2泊で縦走したのだ。その後、10回近くは大雪山を訪れた。直近は一昨年の6月、姿見から旭岳の往復登山だった。

 ロープウエーの駅舎の外には雪原が残っていたが、楽しく歩いていける。ひと登りすれば姿見ノ池だが、半分以上雪に埋まっていて旭岳を映してはいない。空は快晴。見上げれば赤茶けた大きな山、足下には深緑色の原生林が広がっている。背中には雨具とヘッドランプと水筒とオニギリ2個入ったデイパックひとつ。身も心も軽く、ゆっくり登って2時間30分で2290メートルの山頂に到着した。旭岳は大雪山の最高峰でもあるだけに眺望は360度。南側にはトムラウシ山が見え、十勝連峰もそれと指摘できる。北側には北鎮岳と凌雲岳が大きく見える。

 下山は往路を引き返すことになるが、火山礫(れき)の斜面だから石車に足を取られないよう、慎重に足を運ぶ。ロープウエーの駅まで約1時間30分だ。

 姿見駅周辺は自然探勝路も用意されているので、体力に自信のない人でも大雪の大自然を存分に味わって頂ける。高山植物群の見頃は7月中旬から8月上旬にかけてだという。

 周辺情報

東川町国際写真フェスティバル
 7月26日(火)〜31日(日)、北海道東川町(旭川駅からバス)。
 85年に「写真の町」を宣言した同町で毎年行われ、今年で21回目。優れた写真作品を発表した国内外の写真家に「東川賞」を贈り、町内各地で写真展、コンテスト、ワークショップなどを開催する。26日〜29日(金)、全国8地区代表14校の高校生による「写真甲子園」も開催。問い合わせは町特別対策室(0166・82・2111)。

北海へそ祭り
 7月28日(木)、午後7時〜8時、29日(金)、午後7時〜8時半、北海道富良野市の新相生通り商店街・特設会場(富良野駅)。
 市内にある北海道の「中心標」を人間のへそに例えたイベント。メーンは腹にユーモラスな顔を描いて踊る「北海へそ踊り大会」。飛び入り参加も可(受け付けは3時〜5時)。28日6時、「子どもへそ踊り」も。問い合わせは実行委(0167・39・2312)。

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