CMで魅(み)せるキュートな笑顔で人気ブレーク。映画「東京タワー」で若手女優の仲間入りをした。子鹿のような愛らしい印象だが、まっすぐ相手を見つめて歯切れよく話す姿に、地に足の着いた大人の雰囲気がただよう。
北海道・常呂(ところ)町に約1カ月こもり、映画「シムソンズ」を撮った。実話をもとにした、カーリングに青春をかける4人の女の子の物語だ。チームをひっぱる前向きな「和子」役だが、「和子は思ったことが体に120%出るような子。でも自分は思っていることの半分しか表に出さないタイプ。脚本を読んだ当初は不安でした」。ワンシーンごとに佐藤祐市監督と話し合いながら、和子像を作り上げてきた。
夜9時から翌夕方まで徹夜で続く撮影。体力的にも精神的にも「すごく鍛えられた」。だからこそ「現場の結束力はすごかった。スタッフ対キャストじゃなくて、みんなと対等に付き合えた。極地にいる人間って、ストレートに何でも言っちゃうようになるんですよ」。
鹿児島出身で寒いのは大の苦手だ。「マイナス8度の中、ポニーテールで自転車をこぐシーンでは、耳がとれるかと思った」。友達相手のように、表情をくるくる変えながら話す姿には、無邪気な女の子の顔ものぞく。
どの現場も新鮮で、まだまだ新しい発見ばかりだという。「中身が薄くならないように、今年は色々挑戦して勉強の年にしたい」。次のスクリーンでは、どんな引き出しを増やした「女優・加藤ローサ」が見られるだろうか。
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2月18日(土)、ワーナー・マイカル・シネマズほか全国一斉ロードショー。
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