今年10周年を迎える女性デュオ「パフィー」。奥田民生プロデュースのデビュー曲「アジアの純真」が大ヒットして以来、こびない自然体を貫く姿が変わらぬ支持を得ている。最近では、二人をモデルにしたアニメ「Hi Hi Puffy AmiYumi」が全米で大ヒット。日本でも今年から、アニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で放送が開始されるなど、110カ国以上で配信され、今や「世界のパフィー」だ。
そんな今も、パフィーには来年のスケジュールがない。デビュー以来ずっとそうだったという。ふたりが次の年の予定を知るのは毎年10月頃。「はい、もうこれで終わりだよ」と言われる緊張感を常に抱えながら進む。「今できることを大切にやるだけ」亜美が落ち着いた口ぶりで言う。「先のことは言われても、たぶんピンとこない。パフィーという存在が好きで、楽しくて、本気で音楽と向き合ううちに10年たっていた」と由美。
10周年を記念してリリースする「モグラライク」は、「パフィーらしい」のんびりとした明るい曲調。ツアーでも披露する。「楽曲にはほんとうに恵まれています。『あいつら楽しそうじゃん』って見てもらえたら嬉しいです。いいライブにできると思うんですよ。たぶん……」と、吉村由美は言葉を選びながら語る。
音楽とファンに正直に向き合おうとする姿を見た気がした。
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ニューシングル「モグラライク」キューンレコードより発売中(1020円)
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