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2006.9.12(火)更新  今月の人

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長澤 まさみ
2006.9

ながさわ・まさみ 1987年静岡県生まれ。第5回「東宝シンデレラ」グランプリに選ばれ、芸能界デビュー。映画「世界の中心で、愛をさけぶ」で05年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞。主演映画「ラフ」が現在公開中。
名曲から生まれた切ない愛の物語
映画「涙そうそう」で妹役を好演
  撮影・野口 泰輔
 名曲「涙(なみだ)そうそう」をモチーフにした同名映画で、健気に生きる高校生を演じる。両親の再婚によって兄妹となった2人の切ない愛の物語。兄(妻夫木聡)に対する複雑な感情に戸惑う妹・カオル役だ。「一番近くにいる人を大切にできることのありがたみを感じてほしい」と話す。

 物語の舞台となった沖縄でのオールロケ。約2か月間、合宿生活のような日々が続いた。「仕事で1年に1回は来ているので、第二の故郷という感じ」。沖縄に流れる、独特のゆったりとした時間を感じながら、のびのび撮影できたという。

 今年3月に高校を卒業。仕事一本に集中できる環境になって、前にも増して気合いが入っているという。最近では大河ドラマ「功名が辻」で、戦国武将を誘惑する忍びの者を大胆に演じ、役者としての幅を広げた。

 若手演技派女優の呼び声も高いが、意外にも撮影前に芝居を作り込んでいくことはしないという。「演じる人物の言葉が嘘(うそ)にならないように、セリフを言う瞬間に込み上げてくる感情を大事にしたい」。理屈で考えた動きではなく、とっさに現れる自然な演技を生かすということか。

 演じる楽しさはわかってきたが、思い通りにいかず悔しい思いをすることも。でも「芝居しているときの自分が好き」。ひたむきに自分の演技を模索していこうとする姿勢にあふれるが、そこに余計な気負いは感じられなかった。

9月30日(土)から全国東宝系で公開。
右は共演の妻夫木聡
©2006 映画「涙そうそう」製作委員会

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