公開中の映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」で、財務省官僚・下川路功を演じる。
07年、膨大な借金で国は破綻(はたん)の危機にさらされていた。下川路は洗濯機型のタイムマシンを偶然開発した研究員・田中真理子(薬師丸ひろ子)と、その娘・真弓(広末涼子)を90年の東京にタイムスリップさせ、バブル崩壊を阻止しようとする。時空を超えたコメディーの始まりだ。
しかし真弓が出会った過去の下川路は、現在の堅物な彼からは想像もつかない女たらし。果たして彼らは、日本を救うことができるのか。
阿部は当時を懐かしく思い出しながら、どちらの役も楽しんで演じたという。しかしバブル絶頂期の自身は、決してバブル気分ではなかったそうだ。
今でこそ硬派な役柄と、どこかずれた役柄を行き来して「個性派俳優」と呼ばれるが、「昔はかっこつけた、キザな役柄しかいただけなかった。そのトラウマがあるから、いろんな役柄をあえて挑んでやっている。これからも両極やりたいですね」と語る。「自分のなかにデータがない役があると、ワクワクする。やるからには自分のエッセンスを入れたい」と好奇心旺盛だ。
写真撮影の際、他誌の写真と「同じになっちゃうな」と自ら着替えた。誠実な人柄が、その振る舞いから垣間見えた。
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全国東宝系で公開中。
左は共演の広末涼子。
©2007フジテレビジョン/電通/東宝/小学館。
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