「いつか」を作らない
「大谷さんは、よくもまあ、次から次へといろんなことやるね」と、いろんな人から言われる。確かに、「ここに住みたい」と、思ったらすぐ引っ越すし、「あそこに行きたい」と思ったら必死で時間とお金を作って、そこに行く。セミナーも講演会も、「こんなことしたい」と、思ったらできるだけやるようにしている。
実際、私は45歳。人生折り返し地点を過ぎている可能性は大。泣いても笑っても、私もたくさんの読者の方も、50年後、この世に生きている確率は低いはず。100年後は、まずみんないない。でも、歴史の中で100年なんて、あっという間。そう思うと、時間は貴重。死ぬ時に「あれをやっておけばよかった」という後悔だけは、絶対にしたくない。
そう考えると、あれもこれもやっておきたくなる。不思議なもので動き始めると、手伝ってくれる仲間が現れたり、新しい情報を持ってきてくれる人と出会ったり、自分を元気にしてくれる出来事がたくさん起こったりする。そして、「やっぱり、生きてるうちにやっておかなきゃ」なんて、お互い背中を押し合うことも。
20歳代の時は、どこかに行っても「また来たらいいや」とか、「別に無理して、あっちこっち行かなくていいや」と思っていた。行きたいところがあっても、「いつか」「そのうち」と思っていた。でも、人生も半分を過ぎると、「そのうちね」なんて言っていた友人が急に亡くなり、「『いつか』『そのうち』は無いかも」と、感じることが多々起こる。
したいと思ったことはやれる時にやっておく。これって、とても大切。そして、そう思って行動していると、不思議と人間元気になる。だって、やることをいっぱい作っていると、落ち込んでいる暇なんてなくなるから。
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| 題字・イラスト ながた かず |