懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2008.10.16(木)更新  大谷由里子のココロの元気

大谷由里子のココロの元気 バックナンバー   コラムのトップページ   
  夢見ることは自由!

 ニューヨーク・マンハッタンで夢を追いかける日本人に出会った。そのうちの1人のTくん。彼は中学を卒業して、とび職人になった。20歳を過ぎて、気がついたら大学を出た友人が偉そうにしている。「学歴って、そんなに重要?」。悶々(もんもん)としているのも悔しい。そこで、「起業やビジネスを体で学んでみせる!」とこの街に。

 新宿・歌舞伎町のある店でナンバーワン人気ホストだったOくん。30歳を過ぎて、人気も落ちてくる。「どうせなら世界有数の都市で、何ができるかチャレンジしてみよう」ということでニューヨークに。こういう人がいっぱいいた。

 45歳の女性。短大を卒業し、証券会社に。バブルを経験して、仕事もそこそこ、遊び中心の生活を送っていた。ところがバブルがはじけたら、リストラの対象になった。悔しいから、コロンビア大学に入り、猛勉強。ニューヨークのIT系の会社に就職した。そこでITバブルを経験したが、それもはじけた。今度はビジネススクール通い、今はウォール街の日系金融会社で働いている。恋もキャリアも手に入れた彼女が言うには「ここでは、やったことが評価される。年俸も自分で交渉。わかりやすくていいよ」。まさにやったもん勝ち。

 世田谷区くらいの大きさのこの街に、世界中から挑戦しようとする人が集まってくる。だからなのか「アメリカンドリーム」の話になることが多い。アメリカには、夢をかなえたい人に対し「敷居」がない。共通しているのは、人のせいにしないこと。どうなるかわからないけれど、自分を信じて生きることに一生懸命。

 夢の話をいくらしてもいいという雰囲気が、ニューヨークにはあった。これが「アメリカンドリーム」なんだろうか。今の場所から動かない人が多い中、道を切り開くために動いた彼ら。その前向きな姿勢に、ココロの元気をもらった。

題字・イラスト ながた かず

 大谷由里子/1963年、奈良県生まれ。吉本興業マネージャーを経て、人材活性プロデューサー。「笑い」を取り入れた人材育成が話題に。
 
(2008年10月16日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
大谷由里子のココロの元気 バックナンバーヘ   コラムのトップページ

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2010 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行