贈り物は、贈る側も贈られる側も様々なことを感じることが多いですよね。6月の父の日も近いことですし、両親への贈り物の話をしたいと思います。
◇ ◆
うちの父は、私のプレゼントを使わずにとっておくという「癖」があるのです。むしろコレクションをしている感じらしいのです。大切にしてくれるのはわかりますが、娘としてはうれしいような困ったような複雑な気分です。
この前も、見覚えのあるお財布がタンスの上にあるな……と思って手にとると、それもそのはず。それは2年前の父の日に私が父にプレゼントしたもの。
思わず父に「まだ使ってないんかいな!」と私。「もったいなくて使われへんねや」と、少し恥ずかしそうに、でもうれしそうに言うのです。まったく、贈ったかいがあるのやらないのやら。
何年か前の母の日のプレゼントは、自分で作ったハーブの寄せ植えにしました。実家に帰ると、ローズマリーやタイムが元気に育っています。
母も、「こんなに大きくなったわよ」と喜んでいる様子、よかったと思います。苗が大きく成長した分、時の流れを目の当たりにしているようで、自分も成長したのか、などと考えると感慨深いものがあります。
◇ ◆
そして、私には心がけている、両親への「とっておき」があるのです。それも母の日や父の日ではなく、自分の誕生日に。それは「産んでくれて、育ててくれてありがとう」と言うこと。
照れくさいかもしれないけど、思いきって言ってみると、両親も、自分もうれしくなって、心もほんわか温かくなれます。