普段の私の食事といえば、中心はロケ弁です。撮影(ロケ)時のお弁当=ロケ弁。ドラマや映画でロケが続くと、3食ともということになります。時間に追われながら、冷えきったお弁当をいただくのが、当たり前になっています。
今ではテレビ局で出していただくお弁当のお店にずいぶん詳しくなりました。あ、このお店だと、こういうおかずだ……などとわかるようになり、控室のお弁当の箱を見て一喜一憂する自分が、ちょっと悲しい……。
◇ ◆
そんな厳しい食生活の私は、たまの休日には、マイナスを補うべく「旬」にこだわります。体にもいいですし、旬のおいしい物は心も豊かにしてくれます。
この前の休日は、友人とタケノコを掘りに行きました。千葉の牧場の近くの山へ、シャベル片手にいざ出陣! お刺し身でもおいしいのは、まさにこれから地上に頭を出そうとしているタケノコです。目を皿のようにして竹林を歩きます。
一つ見つかったら、あとは次々見つかるんです。目が慣れてくるのでしょう。中には、まっすぐ生えず、途中でぐにっと45度曲がって生えているのもありますが、地中の姿を想像しながら掘ると、折れることなくきれいに掘れます。
◇ ◆
今年も5本ほどゲットし、早速、その晩タケノコご飯や、のりと塩をまぶした天ぷらにしていただきました。独特の歯ごたえ、ふんわり鼻に抜けるあの香りを心ゆくまで味わいたいという食いしん坊根性が、毎年のように私にタケノコを掘らせています。
タケノコよ、ありがとう。また来年もよろしく。