今日も稽古(けいこ)! 7月3日から上演する舞台「熱海殺人事件――売春捜査官」の稽古です。
作・演出は、つかこうへい先生です。つか先生の作品に出させていただくのは、今回で4回目。先生の作品は、とにかく台詞(せりふ)の量が多い! しかも稽古中ほぼ毎日、台詞が大幅に変更されていき、ともすれば本番中でも変更が……。
◇ ◆
例えば、去年の「蒲田行進曲」では、銀ちゃん(錦織一清さん)が、小夏(私)に向けて歌う曲が毎日変わりました。稽古では決まった歌があったのですが、幕が開いたら全然違う歌。もちろん、私はそのことを知らないのですが、それに合わせて芝居をしなくてはならないのです。でも、毎日それを楽しみにしていました。
また、別の作品の時は、突然、腹まきステテコ姿のおじさんが、包丁を手に舞台上に出てきたのです。出演者全員が、何が起こったのかと思っていると、その方は、つか先生が出演者に内緒で出した役者さんだったのです。で、出演者にからんで嵐のように過ぎ去っていきました。その後は、また何事もなかったように芝居は進むのです。
作品によっては、初日と千秋楽で全然違うお話になっていたこともあります。
◇ ◆
つか先生のそんな凄(すご)い舞台。変更についていけるよう、しっかり食べて、寝て、体調管理をして、8月12日の千秋楽まで、いい舞台をおめにかけようと思います。
このコラム、今回で終わりになります。3カ月間ありがとうございました。次は舞台でお会いしましょう。