映画「妖怪大戦争」の編集に明け暮れている。夏休みに全国公開する、角川映画の大作だ。大作といっても「並み」の大作じゃない。「特盛り」よりもすごいと言えば分かっていただけるだろうか。子供も大人も楽しめるエンターテインメントであるので物語はいたってシンプルなのだが、特殊メークだ、ワイヤアクションだ、CGだの大騒ぎ。プロデューサーもすごすぎる。水木しげる大先生、荒俣宏先生、京極夏彦先生、宮部みゆき先生と大物先生だらけときたもんだ。このメンバーじゃ、まとまる話もまとまらんでしょ。
果たして、「そもそも妖怪とは……」から始まって、脚本完成までに2年の歳月を要した。
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製作の総指揮をとる、角川歴彦会長がまたすごい。完成した台本を読んでこう言い放った。「『ハリー・ポッター』と『ロード・オブ・ザ・リング』を超えなさい」と、涼しい顔して言いやがった!
「で、予算はいかほど?」
「金をかければいいってもんじゃない。大切なのは魂だ。チャレンジする心だ。だから日本の映画はダメなんだ!」
「へへぇ〜。ごもっともでございます」
撮影開始が去年の7月、撮り終えたのが今年の1月。そう、7カ月にも及ぶ妖怪まみれの大戦争。主人公の少年(神木隆之介)と百万匹の妖怪は地球を救えるのか……。シンプルな物語の中に、様々な夢と現実が織り込まれ、縦にも横にも奥にも深い映画が生まれようとしている。
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次回は、参加してくれた出演者について書こうと思う。これまたすごいメンバーですぜ。