子供の頃からかなり神経質で感受性の強かった私。その性格は大人になってよりエスカレートし、何を見ても聞いても頭にくるという、たちの悪い人間になってしまいました。「一歩外にでればこの世は腹のたつことばかり」というのが口癖の私ですから、気になることなんて山ほどあるわけです。
やっと駐車禁止の取り締まりが厳しくなり、私がいちいち警察に通報する必要もなくなって非常に晴れやかな気持ちで車を走らせています。しかし、いまだに多いのが携帯電話で話しながら運転してる奴(やつ)。性格は悪いが勘はいい私は、何だか怪しい車を察知するとその車に近づき、並走しながら一生懸命睨(にら)み付けるわけです。大抵の場合無視され、余計頭にきて終わるのが落ちです。ずっと睨みながら運転するのも辛(つら)いもの。時々主人に「普通に前見て走ればいいじゃん。自分が事故おこすよ」と言われますが、「そしたら、あいつのせいだ!」。
それに新幹線で大声で話す携帯電話。どうして誰も注意しないのか。だったら私が! と立ち上がり、指で表へ出ろのサインを送ると、大抵の人は出て行きます。
やってはいけないことをやる大人がこれだけ多いと、子供にどれだけ悪影響を及ぼすのか考えてみたことがあるのかと問いたいです。「最近の子供は……」という前に、自分のやっていることを考えるべきじゃ! 他にも……おっと、文字数がたりない。残念。
(2006年6月29日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)