インディアカはドイツ生まれのスポーツ。日本には1960年代後半に伝わり、普及を目的として80年には日本インディアカ協会が設立された。
競技は、バレーボールに似ている。ひじから先(主に手のひら)を使って、インディアカボールを打ち、相手コートに落とすことで得点になる。サービスから始まり、レシーブ、トス、アタックと3打までで攻撃するボールの流れは、バレーボールと同じだ。
日本ではバドミントンコートを使用し、1チーム4人ずつで対戦する。インディアカボールは、丸い餅のような形のボールの上に4枚の赤い羽根が付いたもの。羽根があるためボールに回転がかからず、まっすぐに飛ぶ。
コート内では前列に3人、後列に1人と配置が決まっていて、後列の競技者はブロックをしてはいけないなどの制約がある。サービス権を得るごとに、バレーボールと同様に守備をローテーションする。
インディアカ競技の特徴は、男子と女子の混合でチームが組めること(4人中男子は2人まで)。そのため、家族でチームを組むケースも多い。学生時代にバレーボールをしていた佐藤知子さん(31)も、義母に誘われたのがきっかけだ。「インディアカはボールが小さいので動体視力のよさがカギ。手のひらのいい位置でトスを上げられたときや、ブロックが成功したときがうれしいですね」。夫とともに趣味で始めたのが、今では国際大会で準優勝するほどの実力者となった。
国際ルールでは、コートが縦に3メートル長く、5人ずつで対戦する。日本には専用のコートがなく、生涯スポーツとして多くの人に体験してもらうため、バドミントンコートで代用しているのが実情。日本インディアカ協会は今後、国際ルールに近づけたい意向だ。
問い合わせは、同協会
(TEL03・3512・2801、http://www.japan-indiaca.com)。