「コーフ」とはオランダ語で「かご」の意味。コーフボールは、例えるなら、運動会などでおなじみの玉入れと、バスケットボールを足して2で割ったようなスポーツだ。
センターラインで区切られたそれぞれのコートの中央にポストを立てる。高さ3.5メートルの位置に直径約40センチの円筒形のコーフを設け、これがゴールになる。基本ルールは、バスケットボールのようにコーフにボールを入れると得点になるが、ドリブルはダメ。片足は動かしてもいいので、体の向きを調整しながら味方にパスしたり、シュートしたりする。
ユニークなのは、ゲームは男女各4人の混合チームで行うこと。左右それぞれのコートに男女2人ずつが入り、攻撃と守備、1対1の攻防になる。ボールを持つと動けないので、攻撃側は味方の選手からパスをもらうため、一方の守備側はパスをさせないために、動き回る。
玉入れというとのんびりした印象だが、ドリブルで動けない分、バスケットボールよりも正確なシュート力や常に動き続ける体力が必要。実際のゲームは、スピード感があって、選手同士がぶつかり合うなどかなりハードだ。
20世紀初頭、男女の区別なく楽しめるスポーツとして、オランダの体育教師が考案した。五輪種目以外のスポーツを対象とした国際祭典「ワールドゲームズ」の公式競技として採用されている。強豪国は、オランダ、ベルギー、ドイツ、台湾など。
日本は、01年に開催された秋田ワールドゲームズで地元六郷町(現・美郷町)で結成したチームが、特別参加枠で初出場した。美郷町役場勤務で全日本チーム監督の小原正彦さん(54)は「ワールドゲームズはまだまだ遠い目標ですが、その第一歩になるアジア、オセアニアの大会で上位に食い込むのが当面の目標です」と話している。
問い合わせは日本コーフボール協会HP(http://www.obako.or.jp/korfball)から。